良質な将棋入門アプリ「みんなの将棋教室」の続編が出た

良質な将棋入門アプリ「みんなの将棋教室」 の続きです。

前回、以下のように総評した「みんなの将棋教室」に続編の「みんなの将棋教室Ⅱ~戦法や囲いを学んで強くなろう~」が出ました。今作も良質なアプリに仕上がっています。
説明文には漢字が使われていますが、小学校3年生の子がなんとか読めるぐらい。小学校高学年なら問題ないと思います。

冒頭でも述べたように、「i羽生将棋」の独壇場だった入門将棋アプリの世界に新規参入してきた「みんなの将棋教室」。金沢将棋のノウハウを生かした良ソフトに仕上がっていると思います。
特に10枚落ち・8枚落ちの駒落ちがあることや用語集が充実していることは大事。入門者の困る点をちゃんと抑えています。

前作の続きとして

前作はルールを覚えるところから始まって8枚落ちまでの範囲を解説していました。本作は6枚落ちと平手の対局を解説しています。4枚以上は定跡も難しくなりますし、さっさと実戦に進みたい初心者の気持ちにも添っていると思います。

対象棋力

6枚落ちから平手までですが、対象棋力は6枚落ち相当(10-15級ぐらい?)でしょうか。
練習対局では6・4・2枚落ち、飛車落ち・角落ち・平手が選べます。

アプリ画面:入門と解説

起動画面。前作は「ルールを覚えて指してみよう!」でしたが今回は「戦法や囲いを学んで強くなろう!」です。解説内容通りのキャッチフレーズです。



解説は6枚落ちと平手。平手は大雑把な戦法と囲いの説明のあと、相居飛車(横歩と矢倉)・対抗形(四間飛車)・相振り飛車(向かい対三間)を解説しています。
どれも初心者が遭遇しそうな戦型です。また(横歩以外は)角道を止める形ですので、初心者が怖がる角交換が避けられていて良い選択だと思います。


練習問題は受けの手筋、囲い崩し、受けの手筋(囲い別)、詰将棋(三手詰)。
前作が攻めの手筋でしたので今回は受けの解説です。最初は攻めた方が気持ち良いし勝ちやすいので、この順序で解説するのは理にかなっています。


前作に引き続き「格言」「用語集」が収録されています。書籍と異なって重複しても問題ないし便利。アプリならではの利点です。

アプリ画面:対局

対局はレベル1-5、6・4・2枚落ちと飛車落ち・角落ち・平手が選べます。先後も選択可能。



CPUは色々な戦法を指してきます(下は向かい飛車を指されたところ)。ここは金沢将棋のノウハウですね。コンピュータが同じ戦法しか指さないと興ざめします。
できれば、相手の戦法を指定したいものです。例えば四間飛車対抗形を勉強したら相手を四間飛車にしたくなりますので。


水平線効果のような手を指すことがありますが、棋力を弱くした副作用なので仕方ないか。難しいとは思いますが、代わりに端歩を突くとかできないかな。

総評

前作「みんなの将棋教室」の続きを素直に実現した良ソフトです。前作を卒業した方ならスムーズに勉強できると思います。
入門者・初級者が悩みそうなところをうまく押さえていて、将棋入門アプリの定番になりそうです。

個人的には「みんなの将棋教室1.5」ぐらいの、中間部分を教えるアプリも欲しいところ。8枚と6枚の差はかなり大きいと思います。

なお、UNBALANCEのソフトは良質でハズレがないのが魅力です。私もたくさん買ってしまいました。


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