リレー将棋は楽しいし勉強になる

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某所で将棋好きが集まってワイワイ指していた時のこと。人数が集まりすぎて盤駒が足りなくなったので座興でリレー将棋(ペア将棋)を行いました。

NHKなどのTV番組でペア将棋は見たことがあるのですが、実際に指すのは初めてです。私は強豪小学生とペアを組んで対局。私が振り飛車党なので振り飛車でお願いして対局開始です。

序盤の差が面白い

私の序盤は藤井システム含みなので早めに端歩を突くのですが、振り飛車党でも先に飛車を振る人・玉の囲いを優先する人もいて棋風が分かれるのが面白い。
色々駆け引きがあって角交換四間飛車になりました。久しぶりなので定跡を忘れているところがあって困ったり。

妙手が悪手に変わる時

強い人が妙手を指した後の手を指すのが難しい。深い読みがあって指した手なので、浅い読みだと意図がわからない。よくよく考えてわかるときもあれば、わからなくて悪手を指すこともしばしば。

「取る一手」のようなわかりやすいを渡してもらえると助かるのだけど、そんな手ばかりでは勝てないわけで。私よりも弱い人とペアを組んだら相当苦労するだろうな、と思った。

終盤で一手違いのような手にされるとミスができないので却って悩みます。長い即詰みよりもわかりやすい詰めろ・必至をかけてもらった方がいいですね。

人数が増えてもOK

4人で2人ずつペアを組んで対局していたのですが、途中でさらに2名増えて3人ずつで対局。人数が増えても臨機応変に対応できるのはいいですね。

他人の将棋を見ることも勉強

将棋の勉強方法の1つは他の方の対局を真剣に観戦すること。自分とは異なる指し筋や読みを知ることは勉強になりますし、それが強い人ならなおさらです。

私は初級者のころは強い人のネット将棋の対局を見て、次の手や読みを予測して勉強していました。意識化するために予測を声に出す・メモを取るとより効果があります。

しかしながら、特に初心者には他人の将棋をじっくり見ることは意外に難しいので、リレー将棋のような機会を作って対局することも勉強になると思います。気分転換にもなりますし。

人数の多い時には、また試してみようと思います。

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