[2018年]今年もよろしくお願いします

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明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

このブログを開設したのは2009年末。今年は2018年なので足かけ10年になります。拙いブログですが、継続は力なりで読者の方も増えてきました。ご購読感謝です。

新年ですので、2017年の振り返りを書いてみます。

2017年に書いた記事数

2017年の記事数は108記事でした。週2記事ぐらいのペースです。大会の告知と参加記事も多いので、正味の記事数は半分ぐらいでしょうか。ぷろふぇっさぁ〜Kさんのブログは3ヶ月で50記事に達したらしい※1ので、思いっきり負けてますね。まあ、おっさんらしくこのペースでのんびり書いていこうと思います。

※1 「BLOG50記事」心境・状況報告です!前編 ♪ ٩(๑❛ᴗ❛๑)۶

2017年の戦績

ぷりうすさんが記事「この一年間を振り返って」にて2017年の大会参加歴を振り返っておられました。これは良記事です。棋力向上のためには現在の棋力を図る指標が必要です。大会戦績はそのうちでも重要な指標だと思います※2

※2 強くなるためには“serious study alone”がもっとも重要

私の戦績を出場クラス別に分けると以下の通りです。沖縄将棋連合会以外の主催大会は別記しました。

  • A級時代(2015末〜2016初):20勝7敗1不戦勝(うち7勝は支部名人戦フリークラス)
  • 2016年三段昇格後:3勝16敗2不戦勝、その他6勝2敗。
  • 2017年:7勝17敗3不戦勝、その他6勝4敗

三段昇格後の2016年の勝率が16%、2017年が29%ですので弱いながらも少しは棋力は向上しているのでしょうか。母数が少ないので統計的には誤差かもしれません……
(私の戦績からレーティングを推測するとA級とS級では500-600点ぐらいの差があるのかな? 対戦記録を集めるといろいろなことがわかるかも)

2017年の沖縄将棋ブログ

2017年は沖縄将棋ブログが大増加した年だと思います。人気ブログのぷりうすの将棋が始まったのが2016年5月。それから孤軍二軍奮闘してきたのですが、最近2つの個人ブログが増えました。


ブログよって視点が異なるので、参考になります。お互い切磋琢磨して頑張りたいと思います。

県内在住の方がたまに将棋記事を書いているブログも把握していますが、紹介したほうがいいのかなあ。大会参加記事とかあると紹介しやすいのですが。

2017年に読まれた記事

2017年のアクセスランキングから、読まれた記事のトップ10を紹介します。

将棋大会開催情報+県内将棋ブログ更新情報のページです。大会開催前後に猛烈にアクセスがあります。大会情報を求めている人は多いのでしょう。
実は地域の将棋大会やイベントは私にも把握できていません。県将棋連合会の大会は押さえていますが、その他の毎年あるはずのイベントをうっかり書き落としたこともあります。もし、お手元に将棋大会やイベントの情報があれば、コメント欄・メール・LINEでもTwitterでも教えていただけると助かります。ダブり大歓迎。自治体主催・公民館主催・その他のイベントの情報大募集中です。

公開直後に猛烈にアクセスがありました。その後もよく読まれている記事です。棒銀戦法は初心者向けとして紹介されることが多いのですが、実際に指してみるとめちゃくちゃ難しいのですよね。大抵の将棋の本には「攻めの銀と守りの銀を交換して攻め方良し」のように書かれていて、なぜそれが良いのか書かれていません。それに疑問を持つ人が多かったのかな? ちなみに藤井先生の「四間飛車上達法」にはこの交換がなぜ良いのか書かれています。さすが藤井先生です。

これは時事ネタですね。スマホアプリの「つめつめロード」はタイミングが悪かったとしか思えない良アプリでした。藤井ブームまで生き残っていれば、一発逆転があったかもしれない。楽しく詰将棋というコンセプトは悪くないと思うんだよね。毎日問いていたという声も耳にするので。数独みたいに一定の地位を築けそうなので頑張って欲しい分野です。現在、毎日詰将棋の分野のアプリは将棋クエストぐらいかな?

将棋倶楽部24のレーティングについての記事。レーティングは正確・公正な指標だと思われがちですが、そうではありません。正しく運営するためにはノウハウが必要で、それを欠かすと何が起こるのかというのが将棋倶楽部24で見受けられる問題です。これはネットだけではなく地域の級段位の認定でも発生することです。どうすれば個人の棋力を正しく・公正に測ることができるのかは大事な問題だと私は思います。自己研鑽のためにも「棋力の公正な測定」は必要で、チェスなど海外の試行に学ぶことは多いと考えます。

スマホアプリ「みんなの将棋教室」の紹介記事です。藤井ブームのおかげで入門記事にアクセスが増えています。このソフトを開発している株式会社アンバランスは、前々から「強い将棋ソフトではなくて楽しめる将棋ソフト」を開発しています。そのアンバランスが出した入門用ソフトが「みんなの将棋教室」。これ、入門用の良ソフトだと思います。大抵の入門書・ソフトは難しすぎるのですよ。

Windows用の将棋ソフトの紹介。大会でお会いする方と話をしていると、意外にパソコンソフトって使われていないなーと思います。もったいないです。棋力向上のためにはソフトを使うのは必須だと思います。(私がもっと強くならないと説得力ないかもしれませんね……)

初級者に大人気の将棋対局サイト「こまお」に勝つための記事です。将棋をある程度勉強した方には信じられないことですが、大抵の人類は「こまお」に勝てません。「ハム将棋」に勝つのはさらに困難です。その「こまお」に勝つために必要な知識を書いてみました。正直、この記事を読んだだけでは勝てないと思いますが、勉強のきっかけになると嬉しいな。

子供のころに将棋を齧って、大人になって再入門する方への記事です。私は子供のころに駒の動かし方は覚えたのですが、その後30年以上ブランクを経て再入門したときにものすごく苦労しました。その経験を元にしたアドバイス記事で、同じ苦労をしている方からアクセスがあるようです。この分野はもっと記事を書きたいのですが、良い入門書・方法論が把握できていなくて試行錯誤しています。

将棋入門者向けに駒の移動方向が書かれている将棋セットが売られています。実は我が家にもあります。でも、それは本当に必要なのでしょうか? 私が見た範囲ではほとんどの子供は数時間で駒の移動を覚えています。二日目からは不要になる盤駒セットに大金を払う必要はないんじゃないかなー。将棋教室や大会・イベントのときには必要だと思うけど、もし我が子が将棋を覚えたいと言ってきたら「ちゃんとした」盤駒を買ってください。

入門書「はじめてでもたのしめるかんたんマスター将棋」の紹介記事。入門書って高段者は読まないのであまり書評サイトに出てこないんですよね。私は初心者から聞かれることが多いのであれこれ読んで見ましたが、入門書の内容はピンキリです。昭和のころのひどい入門書をそのまま受け継いだ本も多い。お勧めできるのは羽生さんのみるみるかなあ。次点でこの記事で紹介したかんたんマスター将棋です。こちらは電子版もあるので、大人が通勤時に読むのに良いと思う。

以上、TOP10記事でした。

今年もよろしくお願いします

本ブログの記事も10年前とはずいぶん雰囲気が変わっています。読者の方の声を元にああでもないこうでもないと試行錯誤した結果です。今ではコメント欄や大会などで意見と聴けるのが楽しみです。こんな記事を書いて欲しいという要望があれば、お聞かせいただけると幸いです。宴会は大好きですのでお誘いいただけると幸いです(^^

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