第16回沖縄ねんりんピック将棋交流大会に参加

ねんりんピック, 沖縄の将棋大会

2025年9月15日(月祝)に開催された「ねんりんピック将棋交流大会」に参加しました。

私は2023年の大会で県外派遣されたので、2024年の大会はお休みして、今回が2回目の参加になります。
(ねんりんピックは連続派遣はできない規定になっています)

本大会は2019年に11回大会が開催され、翌2020年は延期、2021年の12回大会は中止となり、今回が第13回となります。

(今年も会場は首里石嶺の沖縄県総合福祉センターでした)



ねんりんピック将棋交流大会って何?

主催の沖縄県社会福祉協議会のサイトから引用します。高齢者向けの国民スポーツ大会のようなものです。

【「沖縄ねんりんピック」とは】

沖縄ねんりんピックとは、高齢者に適したスポーツ、文化活動等を通じて健康の保持・増進と参加者相互の交流を図り、生きがいと健康づくりを進め、明るく活力あふれる長寿社会づくりの促進を目的とする、県内最大の高齢者のスポーツ・文化活動の祭典です。

平成21年度の第1回大会から、今回で16回目を数える沖縄ねんりんピックは、毎年約3000名の選手が参加しています。

また、全国ねんりんピックの選手派遣選考会も兼ねており、今年度の沖縄ねんりんピックは、来年度開催予定の「第38回全国健康福祉祭埼玉大会(ねんりんピック彩の国さいたま2026)」への出場選手(チーム)の派遣選考を兼ねています(一部競技を除く)。



参加資格は沖縄県内在住者で59歳以上。この大会は参加費も安く(1000円)・リーグ戦なので数多く対局できるのも魅力です。

今回は派遣先が埼玉なので、鳥取のような苦行はないはず。

会場に行くまで

会場はゆいレール石嶺駅から徒歩10分ちょっと。那覇バスの石嶺営業所からでも7-8分はかかるので、夏場はつらいです。

今回はぷりうすさんの車に乗せてもらいました。ありがとうございました。


今年の傾向

今年は6人参加でした。例年よりも少ない感じ。

ねんりんピックの年齢制限は59歳以上なのですが、コロナ前は60前後の方は少なく、ご年配の方が多かったように記憶しています。

今年は若手が多く参加していて、平均年齢がずいぶん下がりました。

あと5-6年もすれば県内強豪も参加年齢になり狭き門になりますので、それまでが勝負です。

大会結果

2勝3敗で残念ながら派遣枠には入れませんでした。手拍子で指して勝ちを見逃した局面もあるし、うっかり飛車角両取りを喰らったりで、散々でした。

正式な結果は沖縄県将棋連合会サイトに掲載されています。


来年の大会は?

2027年度は全国大会を希望する県がなかったので、開催見送りの予定でした。

そのため、2026年の第38回大会(埼玉)の次は2028年の第39回大会(東京)が予定されています。

なお、開催地未定となっていた令和9年度の大会については、開催を希望する都道府県がなかったことから、通常の開催方法は見送ることとなりました


これに対して、全国老人クラブ連合会から開催要望が出され、厚労省は「通常とは異なる開催方法での実施を検討中」とのことです。来年の沖縄予選はどうなるのでしょう?

公益財団法人全国老人クラブ連合会(村木厚子会長)は4月10日、武見敬三厚生労働大臣に対し、中止予定となっている2027年度ねんりんピックの開催を求める要望書を提出した。大会が全国の高齢者の生きがいになっているとし、開催見送りは「誠に遺憾」と表明。これに対し、厚労省は代替案を検討する考えを示した。



鳥取大会に行って実感したのは、宿泊施設が少ない県では 大人数を受け入れる大会は開催が難しいということです。選手・役員だけで1万人が参加します。

鳥取大会でも近県の岡山・兵庫が宿泊地になっていて移動に時間がかかったり、設備が整っていない宿泊先もあったりで大変でした。

次回の岐阜大会でも将棋大会会場は美濃加茂市ですが、宿泊は名古屋市になるそうです(バスで1時間ぐらい)。

将棋だけでも200人が参加しますので、大規模なホテルが必要になりますし、他の団体競技ではさらに人数が増えます(サッカーやソフトボールなど)。

近年はインバウンド需要も多く ホテルは取りにくいので、複数県にまたがって分散開催するなどの対応が必要になりそうです。
(その場合は、開会式をどうするかも問題になるので簡単ではないですが)


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