初心者のための将棋入門書

2010/10/15将棋入門, 書籍

駒の動かし方から覚えたい・こまおやハム将棋に勝てない方へ

初心者の方から、入門書に何を読めば良いかという相談を受けることがあります。有段者や上級者の方が勧める本は難しい本が多く、読んでいる途中で挫折することも多々あるようです。
実際、私も最初のころは近所の書店で適当な本を買ったら難しすぎて積読という経験を何度もしました。

入門者や私のように困っている方のために、私が参考になった本と、初心者からの評判が良い本を紹介します。

駒の動かし方から覚えたい方、「こまお」や「ハム将棋」に勝てない方、適当な本を買ってみたけど「これにて先手良し」って書かれてても、なぜ良いのかさっぱりわからない方へのお勧め本です。

以下、基本的な本からやや高度な書籍まで、やさしい順に紹介します。



書籍選択のコツ

  • 立ち読みして、筋が追えない棋書は買わない
  • 最初は分かりやすすぎるぐらいがちょうどいい
  • なるべく細かい手順ごとに図面が載っている本を選ぶ (マイナビのよくわかるシリーズなど)
  • 一問一答形式もお勧め(浅川書房の「指しこなす本」シリーズ、マイコミ将棋文庫の「ひと目の」シリーズなど

まず盤と駒を買いましょう

書籍には図面と指し手が書かれているのですが、脳内で盤面を動かすのは初心者にとっては苦痛です。5手10手先の局面まで進むことは到底できません。

手元に盤と駒を用意し、実際に駒を動かしながら学習することをお勧めします。PCやスマホのソフトを使って動かしても良いのですが、本物の盤駒を使った方が(脳のいろいろな部分を使うので)早く覚えられます。

盤や駒は材質や作りによって価格もピンきりですが、最初は耐久性のあるプラスチック駒とビニール盤が良いと思います(合計2000円ぐらい)。

将棋にハマったら良い盤駒を買いましょう。やる気が違ってきます。私は盤駒合計で2万円弱のものを使っています。

入門書・最初に読むべき本

羽生さんのみるみるをお勧めします。

駒の移動方法などの基本から、序盤・中盤・終盤の考え方まで、理路整然と書かれていて理解しやすいです。ある程度将棋が指せると思っている方でも、初心に帰って読んでみてください。得るものがあります。

このページを読んで購入された方の評判も良く、みなさんお勧めの本でした。まずこの本を熟読することをお勧めします。




こどもと一緒に将棋をはじめる本

お子様や入門者向けのドリルがあります。子供向けに見えますが、意外に大人の方の入門にも役立ちます。これらの教材は将棋教室でも使われていて好評と聞いています。
小学校低学年や入学前のお子様の場合は、保護者の方が一緒に読んであげると楽しく学習できます。

前項にて紹介した羽生さんのみるみると併用するとさらに効果的です。




入門の次は詰将棋

最初のうちは終盤の見落としで詰まされたり相手玉への詰めを逃したり、惜しい対局を落としていることが多いと思います。手っ取り早い棋力向上のために詰将棋で終盤力を強化することをお勧めします。

基本は1手詰から。1手詰だからと言って馬鹿にしていると、結構解けないものです。まずは、1手の基本パターンをなんども繰り返し覚えてから3手・5手と進みましょう。
無理して長手数の問題を解くよりも、簡単な詰将棋がひと目で解けることが重要です。

私は現在アマ三段ですが、今でも毎日5手詰めを解いています。通勤・通学の移動時間やトイレなどを利用して1日数問ずつ解く習慣を身につけると良いでしょう。



1手詰めの解き方

最初は、将棋盤に実際に並べて解いてみましょう。しばらくすると脳内盤ができてきて、問題図を見るだけで解けるようになっていると思います。その域に達したら、今度は、盤面を覚えてから目をつぶって解いてみてください。最初のうちは盤面を覚える→将棋盤に再現を繰り返して盤面を確実に記憶できるようにしてください。

脳内で1手詰めが簡単に解けるようになったら3手詰めへ進んでください。つい、先を急ぎたくなり、長い手数の詰将棋に手を出したくなるかもしれませんが、脳内盤を確実に作った方が進歩が早いです。焦らずに、繰り返すことが大事です。

レベルアップしたら何を読めばいいのか?

1-3手詰めが簡単に解けるようになったら、次のレベルに進む時期です。次のページに参考書をまとめてありますのでご参照ください。

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