第57期王位戦七番勝負第7局大盤解説会@牧志駅前将棋クラブに参加
2016年9月27日19時から行われた、牧志駅前将棋倶楽部大盤解説会に参加しました。
少し時間に余裕があったので、普段乗らないバスに乗る新手を試そうとしたら信号待ちの間に目前でバスを逃してしまう大悪手。台風が近くにいることもあり雨模様の中をなんとか開始時刻10分前に到着。
王位戦第7局は横歩取り
到着直前に第7局は羽生三冠の勝ちになったそうで、木村九段は無念の敗退。羽生さんが連覇して嬉しいような、木村さんにも取って欲しかったような複雑な気持ち。
店内では少年二人が大盤を使って終盤の局面を検討中。しばらく店内で雑談しているうちに人も増え、解説者の城間元アマ名人と禰保アマ七段が到着。県内トップクラスのお二方による解説が始まりました。
既に対局そのものは終局していたので、初手からの解説。途中で少年が得意とする横歩4五角戦法の話になります。振り飛車党の私でも名前ぐらいは知っています。
変化が激しい上に研究将棋になるので私は指さないのですが、複雑な変化の一部を見るだけでも勉強になります。
時折、次の一手問題を交えつつ解説が進んでいきます。
その後も人は続々と増えて用意されていた椅子は満席に。参加者は15名余りでしょうか。
初回・台風による雨の中ということを考えると随分集まったものだと思います。私の知り合いも何人か誘ったのですが、残念ながら参加できず。日程次第では会場に入りきらないぐらい集まるかもしれません。
県内ではプロ棋士が来沖した際に大盤解説会が開かれますが、それも年に1-2回。潜在的な参加希望者はかなり多いのかもしれません。
今回のような大盤解説も大いに参考になりましたし、ネットで見るよりも頭に残るように思います。今後の開催も期待しています。
(できれば振り飛車の局面でお願いしたい)。
ディスカッション
コメント一覧
プロ棋士のときでしかあまり大盤解説はやっていなかったんですね?
プロ棋士ではないからこそ、普段馴染みのある指導棋士さんとアマ名人さんだからこそ、気楽に解説会っていうのも、とても良い雰囲気でオリジナリティある大盤解説会かなって読んでいて思いました。
(別件ですが自分のTLというか将棋ツイッター界隈で、別の地域での大会の道場などの空気が悪いという話を見かけた折だったので、こちらのアットホームで楽しそうな会場がまばゆく見えました^^)
ニコ生放送を流して視聴会とか、高橋和さんがやっている将棋の森みたいな感じの企画なども受けそうに思いますね。