ブログ用将棋局面図の作成方法(PNG,GIF)

PCソフト

将棋ブログを書いていると、対局の解説をしたくなる時があって、局面図を貼る必要が出てきます。棋書にあるような白黒の局面図を貼る場合、Kifu for Windows を使っている方が多いと思いますが、このソフト、V6 と V7 で局面図の扱いが違うんですよね。この違いで悩んでいる方もいると思います。

また、以前と違って画像を無理に小さく作成する必要も減っています。とくにスマホは画面の解像度が高くなったので、小さな画像を貼ると拡大表示されてギザギザになってしまいます。なるべく大きめの画像を貼った方がいいでしょう。
(私は綺麗に見えるSVGを貼っていますが、取り扱いが非常に面倒くさいので、普通はPNGかGIFで十分だと思います)

以下、ブログ用の局面図の作成方法を解説します。

作成方法その1: Kifu for Windows V6、柿木将棋IX

Windowsで Kifu for Windows V6 または 柿木将棋IX を使います。 Kifu for Windows V7 の方が新しいのですが、局面図を作るだけならV6の方が簡単です。

Kifu for Windows V6 または柿木将棋IXで局面を作成します。先後の向きと手番に注意。作成したら、ファイル → 印刷プレビュー → 局面を選択。




画像として作成したい部分を四角で囲みます。マウスで選択するのが難しい場合は、メニューのトリミングの数値を変更することで四角を移動できます。

下図の場合は、局面図と持ち駒だけが画像になります。




ファイル → 画像の保存を選びます。




保存場所とファイル名、画像形式を決めて保存します。画像の形式はPNGが良いと思う。




作成した画像をブログに貼ります。下図はKifu for Windows V6 にて作成したもの。



下図は柿木将棋IXにて作成した図です。大きさが違うのは設定しているフォントの差ですね。



作成方法その2: Kifu for Windows V7

Kifu for Windows V7 は局面図をファイルをして保存できないので、適当なお絵かきソフトにコピペする必要があります。例としてWindows10に付いてくるペイント3Dを使います。

V6同様にファイル → 印刷プレビュー → 局面から局面図として保存したい範囲を選択します。

編集 → ビットマップのコピーを選びます。


ペイント3D を起動して貼り付けます。


そのままでは周辺の余白が大きくなりすぎるので、トリミングします。


左上のメニューを押して、


2D PNG形式で保存します。


下図は Kifu for Windows V7 + ペイント3D で作成した局面図です。


なるべく大きな局面図を作るには

Kifu for Windows V6,V7、 柿木将棋IX はツール → 各種設定 → 印刷2メニューから、局面図で使用するフォントを選択できます。

フォントの大きさを変えることで局面図のサイスを変更できます。私の環境では18ポイントの大きさまで選択できました。それ以上大きくするとトリミングがうまくいきませんでした。

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