Android用将棋アプリのオススメ（2017年版）
Andoroid用の将棋アプリの中からオススメを紹介します。(2017/02/04更新)
数年前まではAndorid将棋アプリは少なかったのですが、最近はかなり増えてきました。
それらの中から私が実際に試してみた良いソフトを紹介します。
目次
入門編
まったくの素人の方は先に入門書（羽生善治のみるみる強くなる将棋 ３部作など）を読むことをオススメします。
駒の動かし方ぐらいは覚えた、子供の頃に覚えたけど忘れたので再入門する方というには みんなの将棋教室がオススメ。
基本的なことを覚えたらi羽生将棋アプリの定跡・手筋編に進みましょう。
i羽生将棋は入門用、定跡勉強用、手筋勉強用の3つがあります。どれも良いソフトです。
定跡編の詳細、入門書については下記記事をご参照ください。
1手詰め
駒がうまく動かせるようになっても、最後に玉を詰ませるのは一苦労。終盤の入門には1手詰めが最適です。
女流棋士の北尾まどかさんが代表の株式会社ねこまど製アプリ １手詰にゃう。 -Lite- は 優しい問題から順を追って練習できるように考えられている良アプリです。
ネットワーク・対人対局
対人アプリはiPhone並みに増えてきました。オススメは将棋倶楽部24、81dojo と 将棋ウォーズ、将棋クエスト。それぞれ一長一短があります。
（スマホアプリの将棋では、短い時間で指せる・ソフト指しユーザー対策のために「時間切れ負け」を採用しているアプリに人気があります）
将棋倶楽部24
将棋倶楽部24は1998年開始の老舗サイト。無料アプリです。無料の範囲でレーティング対局が1日1局まで遊べます。
もっと対局したい場合や過去棋譜を参照したい場合480円/月が必要です(PCからはいずれも無料）。
参加人数は多いのですが、棋力の高い人に参加者層が偏っているため、残念ながら初心者にはあまりオススメでません。
81dojo
81Dojo (81道場)。海外からの利用も多い81dojoのアプリです。利用はすべて無料。感想戦モードが便利。矢印を書いたり盤面を動かすこともできます。やや人数が少ないのが難点。アカウント作成は81Dojo Web Systemから行います。
将棋ウォーズ
現在の一番人気は将棋ウォーズでしょうか。時間制限が切れ負けだったり、途中でソフトに指してもらう機能（棋神）があったり、癖があるので遊ぶ人を選ぶソフトです。基本無料（1日3局まで）、無制限対局は30日間600円。時々大会も行われていて活気があります。登録時にメールアドレス不要。
将棋クエスト
将棋クエストは将棋ウォーズと同じく時間制限切れ負けのソフト。完全無料。1日に何回でも対局できます。利用者数はやや少なめ。登録時にメールアドレス不要。
個人的には癖の少ない将棋クエストが好き。どれも無料アプリですのでダウンロードして試してみることをオススメします。
対コンピュータ対戦(棋力向上用)
現在の棋力向上用アプリのオススメは将皇と金沢将棋。
将皇は終盤力の向上に、金沢将棋は序中盤の学習に適しています。
将皇
将皇は実戦詰将棋と勝ち切れ将棋が素晴らしい。どちらも実際の対局を元にした問題が毎日出題されます。
勝ち切れ将棋は「勝てるハズの局面」から相手玉を寄せる問題で、終盤力向上に非常に役立ちます。
金沢将棋
金沢将棋レベル100、金沢将棋2 ～レベル300は相手のレベル・戦法を選んで対局できるアプリ。
初心者のうちは相手に同じ戦法を指してもらって対応に慣れることが重要ですが、普通の将棋アプリは戦法指定の余地がほとんどありません。
金沢将棋はレベルを指定することで対戦相手の指してくる戦法を限定できます。図は例としてレベル27・棒銀を指させてみました。
筋違い角や浮き飛車など、ネット将棋で指されて困る戦法も含まれています。
将皇、金沢将棋の利用方法の詳細は下記の記事もご参照ください。
詰将棋
UNBALANCE社の詰将棋
金沢将棋と同じUNBALANCE社の詰将棋は1手詰から11手詰まで全386問。詰みまでの手数を隠すこともでき、実戦の役に立ちます。
詰将棋パラダイス
とにかく難しい詰将棋が解きたいなら、詰将棋パラダイス。Lv1ぐらいならともかく、高レベルの問題は私には歯が立ちません。
棋譜の作成・閲覧
将棋棋譜入力 Kifu for Android Proは棋譜の作成・閲覧をするソフト。Dropbox連携機能もありますので、PCで棋譜を保存しておいて空き時間にAndroidから閲覧することもできます。
