将皇に “覚えたて” レベルが追加された

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将棋ゲーム 将皇」は実戦的な一手詰問題・終盤問題があって、普段から利用している良サイトだ。たまにチャット等では紹介していたのだが、ここでは紹介したことがなかった(お世話になってるのに、すみませんです)。サイトに新要素が追加されたことだし、良い機会なので紹介します。ちなみに将皇(しょうおう)と読むそうです。

なお、将皇にはiPhone版(将皇)、Android版(将皇)があるが、大枠は一緒なので、ここでは普段利用しているWebサイト版を紹介します。

さて、普通の将棋サイトは対局や詰め将棋や次の1手問題など、要素を並べただけのところが多いんだけど、将棋ゲーム 将皇のサイトは「強くなるためのサイト」という方針で作られている良サイトだと私は思っている。対局後の検討機能や棋譜の保存機能があるところも好感が持てる。

詰将棋。難易度が選べるが手数は明示されないので、手数がヒントになることはありません。手数は入門が1-3手程度です。また、問題ごとにレーティングがあり、解けるとレーティングが上がり間違えると下がるので励みになります。私は1100点台をうろうろしています。

詰将棋画面。実践の最終盤から出題されていますので、普通の詰め将棋と違い余詰があったり、問題としては簡単すぎるものが出る場合もあります。ただ、入門としてはこちらの方がいいように思います。出題される問題は上級になるとかなり歯ごたえがあります。毎日出題されるので私は日課のトレーニングとして利用しています。

問題ごとに正解率やレーティングが表示されますので、最初は簡単な問題から解いてみるのもいいと思います。


詰まないかも将棋。詰将棋っぽい問題が3題出されますが、詰まない問題も含まれています。詰む問題は詰ませて、詰まない問題は詰まないと回答します。実践では、詰まない局面を無理に詰ませにいって負けることも多いのですが、その判断を鍛えてくれる問題は少ないんですよねえ。紙媒体では難しいので、こういうサイトがあると助かります。

制限時間があるのが、ちょっと厳しいかな?時間があるほうが実践的ではありますが。

勝ち切れ将棋。ちゃんと寄せれば勝てる局面が出題されます。左図のように自玉に王手や詰めろがかかっていることもありますので、受けるべきところはきちんと受けて寄せる訓練になります。やや難易度は高いですが、私は気に入っています。日によって難しい場合もありますので、そういうのは見なかったことにしましょう(^_^;


一手詰タイムアタック。決められた時間内に一手詰をどれだけ解けるか?という問題。50問全部クリアする人がいるというのが信じられない…私は途中で間違えます。

将皇Android版には時間制限なしの「のんびり一手詰」問題もあるそうです ( @ken1shogi )

類似のタイムアタック詰め将棋はi羽生将棋にもあります。こちらもお勧め。

CPU対局もあります。レベルは「覚えたて」「レベル0~3」の4段階です。レベル0でも結構強かったので「覚えたて」が増えたのはありがたい。「待った」ができるのも地味に重要。




「覚えたて」との対局中。この2四歩を同歩と取らずに6二玉は不自然かな… このへんの調整は難しいとは思います。きちんと受けてくる場合もありますし、強さの評価は難しいですが、ハム将棋程度(やや弱い?)ぐらいだと思います。たまに水平線効果っぽい手が出るのは読みが浅いからかな…(1二香・9八香を上がりたがるのは手生成の順番のせい?)


対局終了後は、棋譜をコンピュータに検討させることができます。左図は、9一飛車打ちがお勧めだったという局面。確かにそうですねー。

この機能を使って「覚えたて」レベルのときに「CPUの狙い筋」を表示できるといいように思います。初心者の場合、相手の狙い筋が読めない or 利きを忘れて駒をタダで取られることが多いので、それを支援してもらえるとかなり助かります。 ヒントもあるといいかもしれません。棋神降臨まで来ると別のゲームになっちゃいますが (^_^;


棋譜の保存もできますし、保存した棋譜を検討することもできて至れりつくせりです。将棋倶楽部24の棋譜を検討することもできました。初心者を脱した人が強くなるためのトレーニングサイトとしては実用十分だと思います。

将皇は過去にコンピュータ将棋選手権にも参加していて、作りはかなり本格的です。それゆえに強すぎる面もあったのですが、「覚えたて」ができたのは朗報だと思います。あとは不自然さが減って、「超覚えたて」か「ヒントモード」が増えれば始めたばかりの入門者にもお勧めできるサイトになると期待しています。