ブラウザ将棋 (lishogi.org)で駒落ちの勉強をしよう(1)
lishogiのタクティクス問題は、実践から出題された手筋問題が勉強できます。私も毎日解くようにしています。
ふと、他にはどんな機能があるのかと探してみたら、AobaKomaochi Botと対戦できるのを見つけました。Aoba駒落ちは、名前の通り駒落ちを指してくれるソフトです。AlphaZeroを元にしたAobaZeroの駒落ち版です。作者は強豪将棋ソフトYSSの山下さん。
山下さんのページによると、Aoba駒落ちは「人間の知識なしでゼロから深層強化学習」しているそうです。
- YSSと彩のページ
- AobaZero
- Aoba駒落ち
- yssaya/komaochi: AobaKomaochi. Shogi komaochi (handicap game) Deep reinforcement learning.
lishogiでAoba駒落ちと対局する
lishogi.orgのメニューから、コミュニティ → Bots を選びます。
スマホの場合は、左上のハンバーガーメニュー(三本線)から選べます。
対局できるBotの一覧が表示されるので、AobaKomaochiの対局を選びます。
スマホの場合、“対局”が右に隠れている場合があるので、スワイプするか画面を縮小してください。
対局の詳細を選ぶ画面が表示されます。“特定の局面から”を選び、手合い(何枚落ちか)を選択します。
持ち時間は5分、切れたら10秒になっています。変更したい場合は、上手下手の選択前に変えておきます。10秒だと短すぎるので30秒とか1分にした方が良いかも。
次に下手・ランダム・上手を選びます。デフォルトではランダム(振り駒)になっていて、恐ろしく強いコンピュータ相手に上手を持つという苦行モードになる可能性があります。下手を選びましょう。選ぶとすぐに対局が始まります。
コンピュータが初手を指すまで少し時間がかかります。
投了は右から選べます(スマホの場合は持ち駒の下にあります)。
対局しての感想
Bot選択画面の説明に「6枚だと初段で勝つのは難しいと思います」と書かれていますが、その通りです。強いです。私は短い持ち時間だと全然勝てません。
コンピュータの指し方は一定していないので、狙いを絞ることも難しいです。指し手にかなりの工夫が必要です。教育目的で使う場合は、対局選択画面で初期画面をsfenで設定できるので、そこで特定局面から始めた方が良いかもしれません。
追記
続きを書きました。さらに強いbotの紹介です。
ディスカッション
コメント一覧
はじめてコメントさせていただきます。Lishogiはコンテンツが豊富で素晴らしいですね。
実は、以前からLishogiのことは知っており、ブックマークもしていましたが、忙しさのためなかなかプレイする機会がありませんでした。
この機会に、再び訪れてみようと思います。