2018年支部名人・シニア名人戦大会に参加(その2)

沖縄の将棋大会

前回記事「2018年支部名人・シニア名人戦大会に参加(その1) 」の続きです。

昼食も終わって決勝トーナメントに臨みます。1勝1不戦勝で2連勝通過のクジ引き。決勝人数16名のため残念ながらシードにはならず。

決勝トーナメント一回戦

予選ブロックで同じ組だった小学生と対戦。初対局だと思う。振り駒で先手番をもらって7六歩3四歩6六歩に6四歩。四間飛車対飛車先不突右四間飛車の形になりました。この形は四間飛車を浮いて8筋に回る手が作りにくいし、飛車先を突かない分だけ速く攻められるのでかなり有力な戦法です。困る。

悠長に構えていると先攻されると考えて、居角居銀にして本美濃囲いに組んだところで、相手が仕掛けてきそうな雰囲気。ここで普通に7七角や7八銀だと真っ向から攻められるので、あまり気持ちがよくない。捌きやすいように7五歩を突いてみました。7八銀は、その瞬間に6五歩を突っかけられるのが嫌だし、7七角は7四歩が気になる。


本局は棋譜取りしてもらったので、棋譜をコンピュータに読ませてみたところ、7八銀や7七角を勧めてくるのですが、深く読ませると7五歩も上位に上がってきます。悪い手ではなさそう。


少し進んで銀を捌きあった局面。ここで弱気にも6七歩と打ったのですが、5五角が優ったようです。本譜は6七歩を強く同角成と取られて、だいぶ悪くしてしまいました。


それでも終盤に指運があって長い詰みからなんとか勝つことができました。

決勝トーナメント二回戦

何度も対局している中学生との対局。「最近良く当たりますねえ」などと雑談していると、大会役員から対局棋譜を撮るという話がありました。ベスト8なので棋譜とって新聞の解説欄に送るそうです。下手な棋譜載せられないなーどうしましょう、と思いつつ対局開始。

左美濃に組んできたので、飛車を華麗に玉頭に振りなおして攻めの形を作ります……が、この時点でコンピュータ的には先手400点ぐらい有利らしい。うーん、そもそも振りなおす構想自体が悪かったか。


その後も丁寧に指されて押し切られました。評価値を見ても、全然良くなった局面がないですね。完敗です。


ひどい負けなので、この棋譜はボツになって欲しい (^^;;

戦い終えて

新春大会に引き続き、決勝トーナメント2回戦に進むことができました。2回戦あたりから四段以上の方と当たる確率が高くなるので、勝つにはかなり勉強しないといかんです。さて、どうしたものか……

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次の大会は?

2月4日に小学生名人戦があります。クラス分けはなく、全員09:30集合です。参加費500円(弁当なし)。
参加資格は2018年4月2日現在(新年度)の小学生。現在の6年生は参加できません。4月に小学生になる方は参加できます。




その後は、2月25日(日)に第40回全国アマレーティング選手権、3月に久留米王位戦、4月にアマ竜王戦が予定されています。詳細わかり次第、沖縄将棋新着情報に掲載します。

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