先手3手目問題 （あるいは後手4手目問題）
ある程度 将棋を勉強すると、先手番の3手目、後手番の4手目をどう指すか悩むことがある。
後手番は先手の出方を見ることができるのでまだいいのだが、先手番の3手目は本当に悩みどころだ。
- 序盤のナニ – /var/log/messages
- 先手の場合の三手目の選択肢 – /var/log/messages
以下、振り飛車党藤井派の私の指針を参考まで書きます。振り飛車党なので初手は▲７六歩。
▲７六歩△３四歩の次は？
最近は素直に△６六歩と指して四間飛車模様にしています。
対抗系なら藤井システムっぽく、相振りなら向かい飛車を目指します。
昔は▲６八飛とか▲１六歩とか指してましたが、どちらも相振りにされると嫌なのよね。
振り駒にて先手番に。
▲76歩△34歩。先手番の3手目はいつも悩みますが、最近は▲66歩から四間飛車にしています。予想通り対抗形になり、定跡書の65歩早仕掛けに出てきそうな局面になります。
ただし相手が居飛車党&角道を止めるタイプなら▲７五歩も指します。わかりやすく石田流にできますから。
たまたま偵察してた方に一回戦で当たりました。振り飛車相手でも居飛車飛車先不突矢倉党。
向こうから攻めてこない（飛車先不突）ので、三間飛車から捌くことにします。相手の方は平美濃から矢倉に囲っていたと思います。こちらは石田流本組み。
▲７六歩△８四歩なら？
▲６八飛と回って先手角交換振り飛車と藤井システムの天秤。
以下、△８五歩なら▲７七角から四間飛車か向かい飛車、△３四歩なら▲１六歩や▲６六歩あたりで。
他の手は？
事前に相手の得意戦法がわかってればそれを考慮に入れるのですが、大会だと悩みます。
▲７六歩△５四歩からの中飛車には三間飛車、△９四歩は▲９六歩で様子見、△１四歩なら▲７五歩から三間飛車穴熊かなあ。
後手番の場合
私は振り飛車党なので２手目は△３四歩でほぼ決まりです。
▲７六歩△３四歩▲２六歩（▲２六歩△３四歩▲７六歩）は角交換四間飛車狙いの△４二飛。
▲７六歩△３四歩▲６六歩なら△３五飛から石田流狙い。
▲２六歩△３四歩▲２五歩は△３三角しかないので悩まない。以下は向かい飛車含みで指します。
▲７六歩△３四歩▲７五歩なら、相手次第ですが△３五歩が多いかな。相三間飛車の相振りは変化が多いので、相手が力戦タイプの人なら悩むかもしれない。
