第5回沖縄こどもの国将棋大会に参加

2016/11/22沖縄の将棋大会

沖縄こどもの国にて開催されたこどもの国大会に参加しました。こどもの国主催ということで、シルバークラス・女性クラスもある大会です。参加費が割安・こどもの国入場料込み・賞品ありと三拍子揃った素晴らしい大会です。

なお、開催の模様は既に「【将棋大会の様子new】こどもの国将棋大会: 沖縄将棋@支部連合会」に掲載されています。仕事早い。

最新の大会案内は沖縄将棋新着情報をご参照ください。

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設営が終わり、対局者を待つ会場


目次

大会の概要

沖縄のいつもの大会では強さの順に県代表選抜,S,A,B,C,Dの順にクラス分けされていますが、今回は県代表がなくて、シルバークラス(60歳以上)・女性クラスが追加されています。女性クラスがあるのは裾野を広げる意味で良い試みだと思います。段級位認定はありませんが、入賞者には豪華商品あり。

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当日朝

私は前回大会は1勝2敗でした。S級に参加するようになってから1勝するのが精一杯。今回も1勝を目標にします。一緒に参加するD級2回目の親子は大会初勝利が目標、A・B級は入賞・昇級を目指します。

今回は焼き鳥屋に時々来てくださる方の車に便乗。大所帯で乗り込みます。ずいぶん早く着いたので会場設営のお手伝いをしつつ開場待ち。その後、東口ゲートの窓口で「将棋大会S級に参加」と言ってチケットを買い、そのチケットを会場で渡して参加登録を行います。こどもの国の入場料(500円)込みなのでかなりお得です。弁当代含まないので昼食は園内で探す必要があります。

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昼食は事前研究では徒歩5分ぐらいのところにあるレストランか、徒歩1分の軽食パーラーの2択です。将棋大会開場隣の売店では食べ物はアイスクリームぐらいしか売ってない。
(入場券を持っていれば外に出て買い物もできるけど、車がないと厳しい)。

練習対局&ゆんたくをして試合開始を待ちます。予選リーグの組み合わせを聞いてびっくり。なんと同行したA級3人が全員同じ3人ブロック。昨日も焼き鳥屋で山ほど指したのに今日も当たるんかい!

予選リーグ一回戦

以前の大会で何度も対局している方。先手をもらって四間飛車対居飛車急戦模様。定跡勉強していそうだし6五歩早仕掛けっぽいので定跡外しも兼ねて玉頭銀を選択。

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終盤のこの局面からうっかり左に逃げて負け。うっかりがなくてもたぶん負けなので、これは仕方ないですね。5一の飛車が良く効いていて攻めが無いです。
3四に残ったままの銀が悲しい。

予選リーグ二回戦

先手。後手中飛車に三間飛車にします。後手が飛車浮いてきてこの局面。飛車を浮かないといけないのですが……うっかり6八銀と上がってしまい万事休す。うっかり八兵衛。

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終局図。粘ったけどダメでした。見落としが酷すぎた。

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2連敗で予選落ちです。

昼休み

午後からの参加者の応援もあるので手短にパーラーに移動。食べ物がほぼ全滅状態。最後のおにぎりを買ってして食事にありつきます。カレーはおろかホットドックまで全滅していましたので、同行の方は仕方なく園外コンビニへ……雨も降っていたのでレストランまでは行きづらかった。

おにぎりの写真載せても仕方ないので今回写真なしです。昼食ネタを期待されていた読者に申し訳ないです

食事後は近くのふれあい広場の動物と亀をみて癒されます。予選落ちすると見学時間だけはたっぷりあります。

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午後の部

私は予選落ちなので予選通過組者と午後組の応援に回ります。知り合いが増えて観戦や応援できるようになると大会も一層楽しくなったように思います。予選落ちでもまた参加しようという気になる。
応援してたD級の親子は大会初白星を挙げました。A&B級は4位が1名づつ。安定して入賞できているのでそろそろ決勝進出も狙えそう。

今回は大会広報がうまくいったらしく参加者が来るわ来るわ。なんとD級参加者が55名! 会場に入りきれないほどの参加者が来ました。普段みかけない顔の子がたくさんいて、将棋が広がって来ているのだなと感じます。D級の予選リーグが14組もあるのは初めてみた。どうぶつを見にきたついでに見学に来られた方もいて、これを機に興味を持っていただけるといいなと思います。

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決勝トーナメントの人数が多すぎて、いつものトーナメント表を2枚連結して対応


敵陣まで手が届くのがやっとの保育園ぐらいの子がちゃんと将棋を指してるのにはびっくり。ここから沖縄将棋の未来を作る子供が出て来るんだろうな。

本ブログの読者の方に声をかけていただきました。ありがとうございます。大会日程をチェックされてる方が多いようですので、なるべくあちこちの大会情報を拾っていきたいと思います。自治体主催は地域の大会はこちらでは把握できないことが多いので、コメント欄などで教えていただけると助かります。

駒落ち対局

会場に見学に来た級位者の方にお願いしてD級の子と対局していただきました。子供相手に初めて駒落ち上手(2枚)を持っての対局はかなり緊張されたそうです。最後は三手詰めを見事に決めたD級の勝ち。
駒落ち上手は金銀の連結や歩の手筋の勉強になりますので、級位者でも機会があれば上手を持って対局されると良いと思います。

上手向けには「駒落ちのはなし」(先崎学著)がオススメ。下手用の書籍は多いけど上手側を書いている本は少ないのよね。

その級位者の方と私で8枚落ち。と金作りを上手に防がれて負けました。この手が指せるなら私とは6枚でもいいかもしれない。

戦い終えて

いつもの焼き鳥屋で祝勝会と反省会。D級初勝利を挙げた子といつもの8枚落ち。大会参加してレベルアップしていて、ついに8枚で負けました。
将棋大会に参加するたびに他の子が指すのを見て吸収しているようです。子供の成長は早くて羨ましいです。

大会開催予定

会場に年末年始の大会の案内が掲示されていました。

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11月23日(祝日)は八重山にて第三回 学校対抗将棋団体戦があります。

今週末11月27日(日)は小禄地域対抗将棋大会があります。1チーム5人での大会ですが、興味がある方は見学だけでもお越しください。

沖縄の将棋大会

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