2018年支部名人・シニア名人戦大会に参加(その1)

2018/01/31沖縄の将棋大会

1月28日に行われた「支部名人・シニア名人戦」に参加しました。私がシニア名人戦に出られるのはまだまだ先なので、支部名人の方に出場しました。

大会の結果は「支部、シニア名人戦の結果: 沖縄将棋@支部連合会」に掲載されています。

(隣の八重島公園は桜が咲いていました。雨が降ったのが残念)



大会の概要

日本将棋連盟は各地に支部があり、その支部の会員だけが参加できる大会が支部将棋名人戦・シニア将棋名人戦です。

今回の大会はその沖縄県予選。2013年に第1回が開催され、今回はたぶん第6回。賞品に回数が書かれているはずなので、写真を撮っておくんだった。

本大会は2013年から2016年までは小学生名人戦と一緒に開催されていましたが、2017年からは別々に開催されています。


当日朝

毎度ながらこの季節は雨が多い。気温が高かったので過ごしやすい天気でした。会場の隣の沖縄市民会館に若者の列ができていました。KODA KUMI というポスターが貼られていたんだけど、誰だっけ?状態。倖田來未(こうだ くみ)だと気が付いたのは少し後です。2017年秋のライブが台風で延期になったものらしい。その列を横目で見ながら沖縄市中央公民館に9時20分ごろ到着。

今回の大会は当初は支部名人戦(クラス分けなし)とシニア名人戦の予定でしたが、参加者多数のため級位者戦が増設されました。参加者数は名人戦26名、級位者戦17名、シニア5名、合計48名です。県代表を目指す方(有段者)は支部名人戦に、級位者は駒落ち対局です。シニアは人数が少ないため総当たりリーグ戦で行われました。ちなみに2017年の大会も同様に級位者駒落ち戦が行わています。

参加者数は名人戦26名、級位者戦17名、シニア5名、合計48名でした。支部会員は100名以上いるはずなので、参加率4割ぐらい?

現在、沖縄県支部連合会は8支部あり(さらに1つ増える予定)、以前に比べると支部会員数はかなり増えています。級位者の支部会員も増えているので、この大会もクラス分けが必要ではないでしょうか。

今回、私は支部名人戦(初段以上)に参加。普段は県代表戦にでているような強豪と当たります。

予選リーグ二回戦

3人ブロック3人目になったので1回戦は不戦勝。ブロック残り二人は小学生同士の対戦で、10分足らずで終わってしまいました。あっという間に2回戦。

振り駒にて後手番。相手は大会でよく当たる強豪小学生、前回同様に四間飛車対抗形になるかなーと思いつつ、7六歩3四歩。そこで8八角成されました。 えーっ、私を振り飛車党と知っての狼藉か!

そこから同銀4五角と進んで筋違い角になりました。振り飛車党には有効ですよね、筋違い角。ここから普段の私なら羽生流に進めるところです。腰掛け銀にして、4筋の位を取る筋違い角対策。これが定跡になってプロ対局では筋違い角はあまり見かけなくなりました。

(2000年2月23日の竜王戦鈴木大介・羽生善治戦)


なのですが、たまたま大会2日前に下記の記事を読んでいたのですよ。相筋違い角からのハメ手です。これは将棋の神様が相筋違い角を指せと言っているのだと思って、6五角打。

さすがに嵌め手の局面には進みませんでしたが、ジリジリとした攻防から相手の方にミスが出てなんとか勝ちを拾えました。たぶん定跡形だと研究の差で負けてたと思うので貴重な1勝でした。

(居玉で殴り合いの結果。端の駒がほとんど動いていない)


3人ブロックで不戦勝がついているので、予選通過です。決勝トーナメントは二連勝組として抽選くじを引いたのだけど、本当に二連勝した人と差を付けた方が良いような、そうでもないような。予選3人ブロックの扱いはどうも違和感があるんだよなあ。参加人数が4の倍数にならないことが多いから、3人ブロックができるのは仕方ないんだけど。

昼食

さっさと予選通過が決まったので、昼食は外に出ます。コザの街は商店街が空洞化してしまって、あまり食事するところがないんだよね。今回も定番のカレー屋さん(Ayurveda(アーユルヴェーダ))に向かいます。若干二日酔い気味なのでAセットを注文。ここはお子様向けメニューもあって、家族連れにもオススメだと思う。量はやや多め。

(ほうれん草チキンカレーのAセット、相変わらずナンが馬鹿でかい)


2018年支部名人・シニア名人戦大会に参加(その2)」に続きます。

沖縄の将棋大会

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