[寄稿]昇級戦の応援に行きました

沖縄の将棋大会

2020年8月2日に支部連合会「昇級戦」D級大会が行われました。残念ながら私は観戦できなかったのですが、某高校将棋部部長のA君から観戦記を寄稿いただきました。

大会の結果と決勝戦の解説は支部連合会のサイトに掲載されています。

観戦記

2020年8/2に行われた支部連合会の昇級戦(D級)の大会を見学してきました。久しぶりの大会開催です。

今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、半年間、大会が開催されていません。今回の大会は、今の力を発揮したい人達のために支部連合会の方々が開催してくださりました。

最近コロナがまた流行し始めてるので、自分は前日に「また開催できないんだろうなあ」っと思ってましたけど、まさかの開催。今回は私の学校の将棋部に去年から入っている同級生も大会初参加。一人で心細そうだったので見学しに行きました。

感染防止のため大会前にネットでチケットを販売しており、16人まで参加可能。久しぶりの大会だからいっぱいになるかなと思っていましたが、やはりコロナなどの影響もあって当日参加者は7人でした。

大会の開催場所は宜野湾将棋道場で、僕も毎週通っています。宜野湾将棋道場は、普段からコロナ感染防止を徹底しており、来る前に、マスク・ハンカチ・スリッパの三点セットを持参していないと入れない仕組みになっています。また、道場に入る前には体温を測り、アルコールで手を消毒してからの入室となっています。今回の大会ではそれに加え一局ごとに盤駒を換えていました。

A君撮影:新型コロナウイルス対策のため対局机にアルコールを置き、ドアを開けて換気しています。



今回の大会もいつものように、4人グループの予選リーグを組んで、予選を抜けた人が本戦トーナメントに出られます。あまり近づいて観戦しないように注意もありました。

うちの部員は、夏休みに入る前に将棋部でD級対策の特訓(初心者がまず最初に教えられる棒銀を特に対策)をしたため、何とか決勝まで上り詰めましたが、中飛車にボコボコにされてしまいました。中飛車対策も一応していたのですが、超速っぽいやつを教えたので、難しくてうまく使いこなせなかったのだと思います。序中盤を鍛えればもっと伸びると思ったので、休みの間に本などで勉強したりするといいとアドバイスしておきました。

7人での開催だったので大会は3時間ですぐに終わり。大会後は参加者はそのまま道場で対局できるため、うちの部員や他の参加者も楽しんで対局していました。


以上、A君ありがとうございました。今後しばらくは大規模の大会は難しいでしょうから、このような小規模の大会を開催する形になると思われます。

次回の昇級戦B級は2020年8月16日(日)の予定ですが、「状況を見ながら開催を判断」とのことです。

沖縄の将棋大会

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