将棋の勉強に lishogi.org が良さそう
チェスの世界にはchess.comという素晴らしいサイトがあって、チェスの入門・日々の学習・対局・仲間作りまで全てが揃っています。私も毎日chess.comで次の一手問題を解いて勉強しています。
将棋にもchess.comのような総合サイトが欲しいなと前々から思っていたのですが、lishogiの存在を最近知りました。いつの間に。lishogi.orgの最初のブログ記事が2020/09/29ですので1年ちょっと前に出来たようです。
チェスサイトlichessのシステムをベースに作られているようで、β版にしてはシステムの完成度は高いです(棋譜が英語表記になるなどの細かい問題はあるけど棋譜の表示方法は設定で変更できました。コメントありがとうございました)。
スマホでも使えます
スマホのブラウザからも問題なく使えます。スマホで利用する場合のメニューは左上にあります。
タクティクス問題の充実に期待
チェスのタクティクスは詰将棋や寄せ・次の一手などを総合した問題集。詰将棋は「詰みがある」という大きなヒントがありますが、タクティクスにはそれがなく、問題の局面での最善手を考える必要があります。
これは実戦にも大いに役立ちます。実戦では詰みがあるのかどうかわかりませんから。
また、登録ユーザーであれば問題を解いたときにレーティングが付与されます。これにより、適切なレベルの問題が出題されます。書籍では初段向けや初心者向けと書かれた本であっても、必ずしも適切な棋力を表していないのが問題でした。レーティングシステムを使うことで、上達の度合いに応じた課題を解くことができます。これは私も欲しかった機能です。
問題をいくつか解くと、どの分野が得意か苦手かの分析することができます。これも欲しかった機能です。苦手分野を集中的に訓練することで、効率的な棋力向上が望めます。
ブログによるとタクティクス問題は「もしすべてがうまく機能するなら、毎週数百問ずつ追加していく予定」とのこと。
今後のサイト充実に期待
lishogiはまだベータ版なのでlichessの便利な機能のいくつかが欠けています。それでも(現状でも)十分に使えるサイトに仕上がっていると思います。
今後のサイトの充実に期待です。
ディスカッション
コメント一覧
>棋譜が英語表記になる
右上→ユーザー名→表記方法、から日本式の76歩形式にできるのでぜひ。
けさんださん、コメントありがとうございます。
日本式にできました! 本文にも追記しておきます。