「将棋めし」がスマホゲームになった
対局中の食事に焦点を当てた異色の将棋コミック「将棋めし」がスマホゲームになったということで、少し遊んでみました。正直、これを将棋ゲームとして紹介して良いものかどうか迷うけど、タイトルには一応将棋と入っているのでお許し下さい。
- 棋士プロ〜将棋めし編〜 (iPhone)
- 棋士プロ〜将棋めし編〜 (Android)
- 将棋めし 1・将棋めし 2(コミック)
これは、将棋ゲーム……なのだろうか
コミックの方もあまり将棋マンガっぽくはないのですが、ゲームはさらに将棋から離れたものになっています。パワプロくんが野球ゲームから離れている以上に、将棋めしは将棋ゲームではないです。
中身はよくある育成ゲームです。主人公の動作を選択して、各種パラメータを上げます。将棋の知識はまったく必要ありません。
時々、対局イベントがありますが、こちらも将棋の知識は不要です。
育成の合間に出てくるミニゲームには将棋の知識を問うものもありますが、棋力はまったく必要とされません。
つめつめロードの方が将棋っぽかった
「将棋めし」に比べると、「つめつめロード」の方が将棋ゲームとしては硬派だったと思います。つめつめロードは1手詰めの勉強としてはそれなりに役に立ちましたが、藤井ブームが来る前に敢え無く終了してしまいました。「将棋めし」はそれを踏まえて軟派にしているのでしょうけど、将棋ファンとしては複雑な気分です。
バージョンアップで将棋要素が増えたりするのでしょうか。コミックスを読む限りでは、そうはならないような気もします。
育成ゲーム好きで将棋の知識があるならやってみても良いかなあ……その前に漫画を読んだ方がいいかもしれない。
リンク
- 棋士プロ〜将棋めし編〜 (iPhone)
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ディスカッション
コメント一覧
これと同じソフトをwin95の時代(20年前)に作って配布した経験がある。
パラメータには「寝る」「気晴らし」といったメンタルコントロールの要素も入れた。
大会トーナメント表も入れるようにしていた。
「心技体」のバランスが良い場合に成績が上がる。
ゴールはアマチュア名人になってプロ棋士との記念対局に勝つ。つまり羽生に勝つ。
Kondouさん、こんばんは
コミックやドラマとしての見せ方はあれでいいと思います。将棋ファンとしてはゲームにはもうちょっと将棋要素欲しいと思いますが、難しいのでしょうね。つめつめロードがずっけこけしまったし。
FODで実写ドラマ見れますよ。
なかなかに安い作りですが(笑)
私は嫌いでは無いですよ。