第42回朝日アマ将棋名人戦沖縄大会に参加
2018年10月14日に行われた第42回朝日アマ将棋名人戦沖縄大会に参加しました。
大会の全結果は【将棋大会の結果】朝日アマの結果: 沖縄将棋@支部連合会に掲載されています。
例年は壺川のりゅうぎん健保会館で行われていた大会ですが、会場が工事で利用できないため、今回は沖縄市中央公民館での開催となりました。
大会の概要
朝日新聞社主催の将棋大会の沖縄県予選です。本大会の代表選抜戦上位2名が熊本で行われる南九州ブロック大会へ派遣されます。全国16ブロックの代表31人と第50期女流アマ名人戦の優勝者の計32名が来年3月の全国大会に参加します。
詳細は「<お知らせ>第42回朝日アマ将棋名人戦、参加者募集:朝日新聞デジタル」を参照ください。
当日朝
今回はバス移動。那覇から行く場合は高速バスを使うと短時間で移動できます。沖縄南ICに9時に到着するバスがあるので、それに乗車。バスに乗っている時間は30分で車移動とあまり変わらないのですが、下車してから歩くのが難点。
受付前に会場到着。小雨が降っていたのと、市民会館でイベントがあって駐車場がほぼ満杯なので参加者の出足が悪く心配していたのですが、最終的には119名の参加がありました。代表22,S13,A12,B23,C25,D24。去年は113名ですのでやや増えました。C,D級参加の女性・大人が増えてきたように思います。
予選リーグ一回戦
先手番。相振り飛車になりました。二歩持ったので、角損の攻めで端を強行突破。順調に攻めていたつもりがスルスルと玉に逃げられて大ピンチ。入玉寸前のところを押し返して勝ちになりました。
これで1勝0敗。
予選リーグ二回戦
後手番。相手の方が雁木のような駒組みをしてきたので、用心しながら序盤を指します。普通の定跡系ではない雰囲気。雁木かと思ったら飛車を降ってきて、まさかの左玉でした。これは高田流なのかな?
A級だった頃に右玉されて困ったのを思い出します。飛車角が捌けないので攻めづらいし、参考になる棋書も少ないです。
とは言え、手を進めないといけないので、薄そうな左右の端を絡めて歩を手に入れて強行突破します。9筋は破れたのですが、駒を渡しすぎて逆襲を喰らいます。
大差で敗けになったので、最後のお願いの王手ラッシュをかけたのですがやっぱりダメでした。
これで1勝1敗。3戦目に望みを繋ぎます。
予選リーグ三回戦
先手番。時々将棋の相手をしてくれる中学生と当たりました。お互いに手の内を知っていて、いつも通りの相振りに。三連続相振りです(左玉は相振りというのか?)。
途中ひっくり返ったかと思ったのですが、最後に詰ましきれなくて敗け。詰みがあったかなあ、これ。ちょっと悔しい。
やねうら王に聞いてみたら、この局面で勝ちがあったようです。ここで単に☗3五香☖2三玉☗3三金と進んだのが悪かったようで、3五の香車が玉の退路を防ぐ邪魔駒になっています。
とは言え、今この局面を見ても勝っているようには見えないので負けは仕方ないですね。
惜しくも1勝2敗で予選敗退です。
参加者が増えて、各クラスともレベルが上がっているので、勝ちを拾うのはなかなか大変です。精進しなきゃ
お昼ご飯
残念ながら予選通過はできなかったので、昼食に出ることにしました。朝から降っていた小雨が少し強くなってきたので、パークアベーニューへ行くのは断念。以前から気になっていた中央公民館駐車場向かいの沖縄そば屋さんに向かいます。
店名の「かまはらそば」は
入口横のメニューにはなぜか中華料理が書かれていて、そちらも気になったのですが、普通におそばを注文しました。食べログなどでも中華料理があるのは話題になっていて、結構美味しいようです。次回挑戦しようと思います。
戦い終えて
新聞社が3社取材に来ていました。県内2紙と主催の朝日新聞。藤井ブームの頃ほどではありませんが、注目されるようになったと感じます。
そして今大会の選抜クラスではついに小学生が優勝し、世代交代を感じさせました。早速、新聞記事にも載りました。
- 小学5年が将棋・全国制覇の大人破る「勇気を持って踏み込めた」 朝日アマ将棋名人戦の沖縄代表に | 沖縄タイムス+プラス ニュース
- 小5・辺土名君が優勝 アマ将棋名人戦沖縄県予選 選抜クラス初の小学生制覇 – 琉球新報
次の大会は?
次回は11月11日 第7回沖縄こどもの国将棋大会(沖縄市)です。こどもの国入場料がセットになっていて割安ですし、シルバー・女性の部もあります。副賞もある人気大会です。
前回記事:
おっさんによるおっさんのための与儀公園将棋大会も10月20日に開催されます。
大会日程一覧は沖縄将棋新着情報にまとめて掲載しています。
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