王将戦那覇対局記念こども王将戦を見学

沖縄の将棋大会

2019年1月6日に開催された「こども王将戦」を見学しました。本大会は2月に行われる第68期王将戦七番勝負第4局那覇対局開催を記念して行われたものです。各クラスの優勝・準優勝者はなんと!王将戦前夜祭で王将戦対局者のプロ棋士から賞状授与されるそうです。なんとも羨ましい。

大会の結果は主催の琉球新報社や沖縄支部連合会のブログに掲載されています。



会場まで

先週も来たばかりの琉球新報ホール。慣れた経路をバスで移動します。今週末も新春大会があるので、三週連続お邪魔することになるんだよね。今回は上泉バス停から徒歩。会場周辺はバス路線が密集しているので、一番近い(早く着く)バス停を探すのもノウハウが必要です。

(会場入り口にはためく大会旗)


ちなみに入口左の読者サービス室では、琉球新報のゆるキャラであるりゅうちゃんのグッズを売ってます。ストラップとか抱き枕がオススメ。私も持ってます。通販でも買えるけど、ここで買った方が送料分お得です。


意外に知られてない琉球新報の棋譜掲載

琉球新報には20世紀のころから県内アマチュア大会の棋譜が掲載されています。県代表クラスだけではなく、C・D級の棋譜も載るのが素晴らしいところ。他社が主催・共催する大会も載ってます。大人だって新聞に名前載るのは嬉しいし、まして子供なら大喜び。私も毎朝、新報の将棋欄をチェックしています。

今大会では琉球新報の棋譜掲載の紹介、一日前の倉敷王将戦3位になったSくんの記事も紹介されていました。


大会について

大会参加者は有段者の部4名、級位者(9級以上) 34名、初心者(10級以下) 26名の合計64名が参加しました。

本大会は有段者の部が先後2回ずつのリーグ戦、級位者・初心者は勝ち残りトーナメント形式でした。有段者の部は同勝数で2位が並んだので、2位決定戦も行われました。TV局の取材もあったのですが、子供よりも親御さんの方が緊張していたようです。何度もも決勝戦や、県外大会を経験していると度胸がついてくるのでしょうね。

級位者・初心者は対局がさっさと終わるので進行が早く、ベスト4以上は昼食後開催ということに。このあたりは何とかしたいですね。

プロ棋戦であるJT杯と一緒に開催されるテーブルマークこども大会では、たくさん指すと消しゴムがもらえるというプチ大会も開催しているので、そのような形で開催できるとなお良いなと思います。

指導対局コーナーをお手伝い

常々思っているのですが、初心者が多い大会では負けてすぐに帰ってしまう子がいるのがもったいない。わざわざ休みの日に時間を費やして参加しているのに、将棋の楽しさをあまり味わえずに帰宅するのをなんとかしないなと考えています。特に、本大会では純粋な勝ち残りトーナメントですので、初戦で半分の子が敗退してしまいます。しかも初心者は将棋指すのが早いので、5分も経つころには勝負が決まった席も。

今回は主催の琉球新報さんが指導対局コーナー・自由対局コーナーを作ってなるべく将棋を楽しんでもらうように工夫をしていました。1回戦が終わる頃には大勢の子供が来て指導を受けました。あまりにも人数が多いので私も急遽お手伝い。子供たち、級位以上に強くて鍛えられているなと感じたり。

「指導対局」だと本当の初心者にはちょっと敷居が高かったようで、「初心者入門コーナー」のような名前が良かったかもしれません。


次回の大会

新春将棋大会(1/13)が同じく琉球新報ホールにて開催されます。案内にもありますように坂口悟六段が来られます。著書は「ナニワ流ワンパク中飛車」・「阪口悟の順位戦昇級のキセキ」。どちらも中飛車の本です。




(画像をクリックするとPDFが開きます)



駐車場がわからない・わかりにくかったという話も聞きました。一番近くて安いのは那覇市役所の駐車場です(土日祝のみ利用可能)。最大900円。バイク・自転車無料。

県庁地下は那覇市役所に比べると少し高めです。最大1200円、二輪は最大400円。


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