第30回アマチュア竜王戦沖縄県予選大会に参加

2017/04/25沖縄の将棋大会

去る4月23日に行われた「第30回アマチュア竜王戦沖縄県予選大会に参加」に参加しました。

大会の全結果は「【将棋大会の結果】アマ竜王戦沖縄県大会: 沖縄将棋@支部連合会」に掲載されています。




大会の概要

日本アマチュア将棋連盟の主催する全国的な大会です。地区予選を勝ち抜いた代表選手56人による全国大会は例年6月に行われています。全国大会上位5名はプロ竜王戦のアマ枠に参加できます。

(賞品は優勝・準優勝者には盾、3・4位には竜王署名の扇子でした)


当日朝

昨日の雨も止んで晴天の将棋日和。受付開始が9時になったので少し早めに会場に向かいます。

天気が良いのに暑くない、絶好の日和です


今回は特に事前準備なし。S級は付け焼き刃で勝てるクラスではないので開き直っています。

予選2連敗も濃厚ですので昼食時間はあると判断し、受付で「弁当なし+支部会員割引」で申し込みしました。

対局開始前に支部会員への勧誘アナウンス。多くの大会に参加される方、親子参加の方は入会を検討した方が良いと思います。

予選リーグ二回戦

一回戦は不戦勝でした。ラッキー。運も実力のうち。二回戦は大会上位常連の強豪と当たりました。

先手番。向かい飛車対三間飛車の相振り飛車になります。相手が矢倉に囲って来たので、こちらの囲いはそこそこに攻撃を仕掛けました。
矢倉崩しがうまく決まって攻めまくったのですが、素晴らしい受けの前に攻め損ない。こちらの弱い囲いを逆襲されて負けてしまいました (12:13ごろ終了)。
(局後、観戦していた方から「勝ってましたよー」と言われてダブルパンチです)。

(相振り飛車なのになぜか玉が9筋で詰まされています)


うーん。終盤力をもっと鍛えないといかんなあ。

相振り対矢倉戦については、藤井先生の相振り飛車を指しこなす本1に詳しく載っています。

予選リーグ三回戦

後手番。またしても相振り飛車。戦型は2回戦と同じく相手三間飛車(金無双)に私の向かい飛車。序盤でしくじって飛車が詰んでしまいました。開き直って金無双の弱点である4筋から無理攻め。
無理攻めが通ったかな、と思いましたが1手及ばず。詰めろをかけたら綺麗につまされてしまいました(12:43ごろ終了)。
(本局も観戦していた方から「勝ってましたよー」と言われて大ダメージです)。

(前局同様、持ち駒豊富なのに詰まされてしまうのは悲しい)


2連敗で予選失格。負けたけど実力は出したかな。勉強不足を思い知らされました。

対金無双も相振り飛車を指しこなす本1に載ってます。

昼休み

対戦が長引いたので外出する時間はありませんでした。早々に二連勝通過を決めた方にお願いしてタコスを買って来ていただきました。ありがとうございました。

(かわいい箱に入っています)


(ビーフ・チキン・ツナの三点セット)


第1期豊田杯 沖縄将棋リーグ記録集

会場では「第1期豊田杯 沖縄将棋リーグ記録集」も販売されていました。熱心な将棋ファンがさっそく買い求めて、会場で棋譜並べをする姿も。
(部数限定のため早めに買ったほうがいいと思います。豊田塾宜野湾将棋道場でも販売中


書籍の内容については第1期豊田杯 沖縄将棋リーグ記録集をご参照ください。

戦い終えて

前回予選2連勝なのに今回2連敗。でも、S級初参加時に比べると 同じ負けでも良い負けになってるのかなと思います。

最後はいつもの場所で祝勝会&残念会。Abema.TVの藤井四段と羽生三冠の対局を見て盛り上がりました。

(AbemaTVをFire TV Stick経由で視聴しました。これ、画質いいし操作性もいいし、将棋チャンネル専用で買ってもいいぐらいの出来ですね)

大会について

今回の大会参加者は126名。沖縄市中央公民館開催の大会の新記録だと思います。午前中は81名参加、そろそろ会場の広さが心配になる人数です。

親子参加の方も増えています。子供の成長は早いので、子供にまったく勝てなくなる時期がいつか来ます。勝ったり・負けたり楽しめる期間は短いので、その時間を一緒に参加して楽しんで欲しいと思っています。

琉球新報2017年4月24日(30面)にも掲載されていました。コンビニ等で買い損ねた方は電子新聞のバックナンバーが一部買いできて便利です。


琉球新報2017年4月24日(30面)(画質はわざと落としています)

次の大会は?

5月7日に学生大会があります。一般の方は7月2日のアマチュア名人戦まで少し間が開きます。

沖縄の将棋大会

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