動きが書かれている将棋駒って本当に必要? (2)
動きが書かれている将棋駒って本当に必要? (1)の続きです。 前回は動かす方向や動かし方が何らかの形で示されている駒を一覧しました。今回はそれらの駒についての考察です。 用途による分類 デザイン駒の用途は「子供や入門者」と「駒字が読めない人 ...
動きが書かれている将棋駒って本当に必要? (1)
「将棋の駒の動かし方すら知らない入門者向け」と称したデザイン駒が話題になっていました。この手のアイディアは何度も再発明されていて、普及しないまま終息を繰り返しています。 ある程度売れているのは くもん出版のスタディ将棋ぐらいでしょうか。これ ...
将棋入門者が学ぶべきスキル(3)紐をつける
将棋入門者が学ぶべきスキルの3回目の記事です。私が見つけた技術を書いていて、必ずしも簡単な順序にはなっていません。過去記事は下記にあります。 将棋入門者が学ぶべきスキル(1) 浮駒の把握 | ず’s 将棋 将棋入門者が学ぶべきスキル(2) ...
良質な将棋入門アプリ「みんなの将棋教室」の続編が出た
良質な将棋入門アプリ「みんなの将棋教室」 の続きです。 前回、以下のように総評した「みんなの将棋教室」に続編の「みんなの将棋教室Ⅱ~戦法や囲いを学んで強くなろう~」が出ました。今作も良質なアプリに仕上がっています。 説明文には漢字が使われて ...
良質な将棋入門アプリ「みんなの将棋教室」
実は、大人が将棋を最初から学ぶのは難儀なことだ。子供なら時間の余裕はあり、同級生同士で対局してもそれなりに上達する。子供向け将棋教室やサークルも各地にある。 ところが大人は使える時間も限られるし、対局相手を探すのも大変。仮に相手がいたとして ...
将棋入門者が学ぶべきスキル(2) 逆利き
前回に引き続き入門者が学ぶべき技術の例を書いていこうと思います。私もまだどれだけの技術が必要なのかわかっていないので、私が把握しているところから少しずつ書きます。今回は逆利きについて。 逆利きって何? ある駒Aに対して別の駒Bで当たりをかけ ...
こまおに学ぶ将棋の技術(こまおに勝つには?)
ほどよく弱い将棋ソフト「こまお」。弱いと言っても駒の動かし方を学んだばかりの人では簡単には勝てません。本当の初心者なら「こまお」に10枚落としてもらっても勝てないぐらい。こまおの棋力は20級を超えるぐらいでしょうか (ちなみに初心者は30級 ...
本当に棒銀は初心者向けの戦法なのか?
将棋初心者の方のブログ「将棋でよく分からん所: だから棒銀って何よ - Guinea Pig」を読みました。棒銀戦法を学んだ初心者にありがちな悩みが書かれています。 総合的に見るとこっちのが歩兵1枚分だけ得してますが、こっからどうすれば良い ...
将棋入門者が学ぶべきスキル(1) 浮駒の把握
入門者に教える技術一覧が必要という記事を書いたので*、学ぶべき技術の例を書いていこうと思います。私もまだどれだけの技術が必要なのかわかっていないので、私が把握しているところから少しずつ書きます。 (自分でも当たり前に使っている技術は技術だと ...
駒落ち戦のすすめ(4) 番外編
いつものように小学生と将棋を指していたときのこと。この子との手合いは12月頭に8枚落ちから6枚になったばかりだが、ついに6枚でも負けるようになった。子供の進歩は早い。 まだこちらが勝率はいいのだが、そのうち連敗しそうな雲行きである。私が3連 ...
駒落ち戦のすすめ(3) 覚えたての人は果てしなく初心者である
将棋を始めたばかりの初心者は何級相当なのだろうか? 直接比較するのは難しいので子供のころに将棋を覚えた人を介して推測してみる。 私が駒落ちで対局した感触では、子供のときに将棋を指したことがある方※は私と8-10枚落ちの手合い。同じ方と10級 ...
駒落ち戦のすすめ(2) 実は上手の勉強になる
(承前) 毎週末の将棋部活動に来るようになった小学生。将棋はまったく知らない。大の大人が真剣に指しているのを面白そうとは思ってもらえたのかな? まずは私の手持ちの]で遊んでもらった。どうぶつしょうぎは覚える駒は少ないし、絵も可愛いし、入門に ...