[寄稿]第45回沖縄県高等学校文化連盟囲碁将棋夏季大会に参加しました
2021年5月15日(土)に第45回沖縄県高等学校文化連盟囲碁将棋夏季大が行われました。参加者の某高校将棋部部長のA君から参戦記を寄稿いただきましたので掲載いたします。
なお、大会結果は第45回沖縄県高等学校文化連盟囲碁将棋夏季大会の結果 | 日本将棋連盟沖縄県支部連合会に掲載されています。
参戦記
2021年5月15日(土)の高文連将棋大会に参加しました。去年は新型コロナウイルス感染防止のため、一度も大会が有りませんでした。今回は2年ぶりの大会なので、部員の皆で楽しみにしていました。
私たちの学校はちょうど中間試験前、部活動は1週間前からお休みです。ギリギリ大会直前の金曜日に集まり、場所や持ち物の確認など大会参加にあたっての注意事項を話し合いました。今大会では感染予防の話も重要ですし、大会初参加の部員もいるので「反則」も気をつけないといけません。
久しぶりの大会だったので参加人数は激減しており、前回は参加者90名程度で17チームいたそうですが、今年は15校・15チームの合計77名とかなり少なくなっていました。
特に今年は女子の参加者が少なく、うちの団体戦女子チームは戦わずして全国派遣を決めました。やったね!
予選リーグ
予選リーグはスイス式リーグ。うちの高校からはA、Bの2チーム出ており、幸い予選はどちらも突破することができました。私のチームは優勝候補のチームにも勝つことができ、このまま順調にいけば優勝できると思ってました。
決勝トーナメント
図は決勝トーナメント第1回戦の大将戦です。中飛車対超速の将棋で、銀対抗にはせず乱戦模様の将棋にしました。
ここで飛車切りから寄せにいけると思い、☗8ニ飛成☖同銀☗5三金☖6一玉☗6ニ歩☖5一玉☗7ニ歩成と迫ったのですが、☖4ニ金から☗6一歩成☖4一玉と逃げられてしまい、玉を捕まえきることができませんでした。感想戦では無難に9一飛成から次に7ニ香の攻めを狙った方が良かったようです。
チームの総合力的には私のチームが勝っていると思っていましたが、主将の私と副将のK君が負けてまさかの一回戦敗退…… 自分が負けてもメンバーが勝ってくれるだろうという私の甘い気持ちのせいでチームを負けにしてしまいました。
感想戦でも指摘されたように、慌てて寄せに行かずに確実にポイントを重ねて勝ちに行くべきでした。
うちのBチームも残念ながら一回戦敗退。今年は両チームとも良い成績を残すことができませんでした。
所感
前回優勝し、今年も行けるという甘い心が少しチームにあった感じがします。高校生最後の大会だったのですが、最後まで精一杯頑張らなかった悔いがのこります。
私はこの悔しさをバネに受験には全力でぶつかっていきたいと思います。お読みいただきありがとうございました。
以上、A君ありがとうございました。連覇ならずで残念でしたが、それも含めて良い思い出になることでしょう。高校3年生は受験もあり、A君は最後の高文連でした。今後は後輩の育成指導も頑張ってください(もちろん受験勉強も)。
今回の個人戦男子上位2名、団体男女各1チームは7月31日・8月1日に和歌山県那智勝浦町体育文化会館で開催される第45回全国高校総合文化祭囲碁・将棋大会に派遣されるとのこと。
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