第14回文部科学大臣杯小・中学校将棋団体戦を見学
毎年5月は学生大会が多く行われています。今回は5月20日に行われた第14回文部科学大臣杯小・中学校将棋団体戦を見学してきました。
名前の通り小学生・中学生による団体戦。同じ学校3人1組でチームを作って戦います(2名参加も可能)。同一校から複数チームの参加もできます。
小中の優勝校は沖縄県代表として西日本大会に派遣され、さらに西日本大会の上位2チームは決勝大会へ出場できます。沖縄県の記録は第11回小学生決勝大会4位が過去最高です。
今大会の結果は「【将棋大会の結果】文部科学大臣杯: 沖縄将棋@支部連合会」に掲載されています。
団体戦出場まで
今大会に限らず団体戦は参加メンバーを集めるのが一苦労。先週開催された高文連でもメンバーを3人集めるのが大変という話を聞きましたが、小中学校はさらに大変。残念ながらメンバーが集まらずに参加できなかった学校もありました。5月は授業参観などの学校行事もあるので、参加するだけでも一苦労。
将棋部のある学校や、将棋が盛んな地域からは複数チーム出場するところもあり、このあたりはどうしたものか難しいところです。
今大会参加校の中にも3人集めきれずに2人で戦ったチームもありました。2名参加の場合、不戦敗1が付きます。
大会参加者
今大会は小学校26チーム(67名)、中学校15チーム(43名)の合計41チーム110名の参加。この大会参加人数の新記録だと思います。なお、人数が3の倍数になっていないのは2名参加の学校があるためです。
小・中学校ともに去年よりも増えていて、将棋を指す子供が増えているのだと感じます。地域のサークルなどの普及活動の成果だと思います。
- 【将棋大会の結果】文部科学大臣杯: 沖縄将棋@支部連合会(2018年、26+15チーム、110名)
- 【将棋大会の結果】文部科学大臣杯団体戦: 沖縄将棋@支部連合会(2017年、23+9チーム、96名?)
- 盤上の熱戦、宜野湾中と長田小制す 文科相将棋団体県予選 – 琉球新報(2016年、13+9チーム、68名?)
- 若き「勝負師」68人が熱い対局 第12回小・中学校将棋団体戦県予選 – 琉球新報(2016年)
- 小・中学生団体戦・沖縄県予選に応援いきました: ぷりうすの将棋(2016年)
- 【将棋大会の結果】文部科学大臣杯団体戦: 沖縄将棋@支部連合会(2015年、9+15?チーム70名)
- 文部科学大臣杯小・中学戦団体戦の結果: 沖縄将棋@支部連合会(2014年、4+19チーム、78名)
- 「小・中学校団体戦」沖縄県の場合: こども将棋@福成キッズ将棋教室(2011年、17+17チーム、102名)
- 第6回学生将棋大会の結果(2010年、33チーム・99名)
前回までは小学生の部で参加していた子が中学生になっていたり、時の流れを感じる大会でもあります。
昼食
前回来たときに見つけたひがし食堂に行ってみました。あちこち食べに行くのも大会の醍醐味ですよね。
山本信也六段の指導対局
大会にはプロ棋士の山本信也六段が来られて、指導対局が行われました。沖縄でもプロ棋士の指導を受けられる機会は徐々に増えて来ましたが、まだまだ貴重なチャンスです。初級者のうちはなかなか参加しずらいようです。それでも多くの子供が指導を受けていました。
リンク
次回の大会は、2018年5月27日開催の学生大会です。倉敷王将・中学選抜・高校竜王と小中高校の3大会が同時に開催されます。会場は沖縄市中央公民館。クラス分けがありませんので、全員9時30分受付開始です。
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