「将棋の上達法を交換する会」に参加しました

2019/06/22沖縄の将棋イベント

2019年6月15日に行われた、ゆるり将棋会さんの企画イベント「将棋の上達法を交換する会」に参加しました。いやー、面白かった、楽しかった。少しだけ感想を書いておきます。

(当日配布されたチラシから)



目次



戦法を変更すると強くなる?

発表者の方のお二人は、最初は四間飛車党でしたが中飛車に変えてから棋力が向上した、と報告されていました。四間飛車党にとってはちょっと悔しい話なのですが、これ、私も経験があります。

私も最初にちゃんと覚えた戦法が四間飛車。2年あまり四間飛車で苦労してから、角交換四間飛車に変えました。当時、藤井先生が角交換四間飛車で活躍していて、タイトルにも挑戦してたんだよね。この変更がうまくいって、棋力がぐんと上がったのを覚えています。現在は、元の角道を止める四間飛車党に戻りましたが、こちらも戦法変更前よりも強くなっていました。
(ゴキゲン中飛車にも挑戦した時期があるんだけど、そちらは全然勝てなかったんだよなー)

単なる相性の問題とは違う何かがあるんじゃないかと感じます。例えて言えば、脳みそが局所解に陥っているのを、揺すって別の場所に移動させているようなイメージ。

象棋(シャンチー)を学ぶとチェスの能力が向上する、という説もありますので、似て異なることを勉強してみるのは脳の活性化に役立つのかもしれません。

※1 象棋を学べばチェスの能力が向上する? | ず’s 象棋



発表者からの中飛車党になるオススメ本は、戸辺先生のDVD本。会場からも賛同の声がいくつもありました。符号が追えない人には動画が良いようです。四間飛車のDVD本が出て欲しい……


Amazon:将棋DVD 攻めて強くなる戸辺流中飛車四間飛車を指しこなす本〈1〉

多くの時間を集中して投下する必要がある

強くなるためには、勉強のために多くの時間を短い期間で集中して使う必要があるようです。将棋漬けの日々を数ヶ月ぐらいでしょうか。数100時間〜1000時間ぐらい? 1日6時間ぐらい使っていた方もいらっしゃいました。

こちらも私も経験あります。強くなった時期は1日3時間ぐらいは将棋していたような気がします。多い日はもっと。

プロになるには真剣な自己学習の累積時間が1万時間必要だという話もあります※2。プロとまでは行かなくても、ある程度強くなるためには1000時間ぐらいは必要なのでしょう。

※2 強くなるためには“serious study alone”がもっとも重要 | ず’s 将棋

イベントのあとは当然……

当日は20人を超す参加者がいらっしゃいました。みなさん、まだまだ語り合いたかったようで、半分近い人数が宴会に参加しました。こちらも実に楽しかったです。

(そして、当たり前のように対局が始まる)


明日、6月23日はアマチュア名人戦が沖縄タイムス本社(那覇市久茂地)で行われます。私も参加します。よろしくです。

沖縄の将棋イベント

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