第41回全国アマレーティング選手権沖縄県予選大会に参加
2019年2月3日に行われた「第41回全国アマレーティング選手権」に参加しました。
大会の結果は「【将棋大会の結果】レーティング選手権: 沖縄将棋@支部連合会」に掲載されています。
全国アマレーティング選手権とは
日本アマチュア将棋連盟の主催する全国的な大会です。5月の連休(今年は5月4日~6日)に四日市市にて全国大会があります。
当日朝
例年、この時期の大会は参加人数が少なめ。受験などのイベントが多い時期だからでしょうか。インフルエンザも流行していて警報がでているので、その影響もあるかもしれません。いつも見かける学生さんも中間試験やら何やらで参加していない。
実は人数の少ない大会は入賞のチャンスでもあります。今回S級参加は11名。予選を抜けて1つ勝てばベスト4になれそうです。
予選リーグ一回戦
年末から風邪が治らなくてなんだか変だと思っていたのですが、どうやら近所の小学校取り壊しの粉塵が部屋まで入っていたらしい。おかげでこの日も寝不足気味で参戦。
久々の4人ブロック。振り駒で後手。相手は最近めきめきと力をつけている子。これは負けるかなと思いつつ中盤不利になりながら粘ってたら、二歩打って負けました。6二歩あるのに6四歩打。底歩をうっかりしたことはあるけど、こんなに近い場所で二歩したのは初めてです。あまりにもひどいので図面はパスします。
(二歩打ってなくても負け将棋ではありましたが)
予選リーグ二回戦
二回戦の相手は以前の大会でも当たったことのある方。よく当たりますね、お手柔らかに、と挨拶して対局開始。後手番。
居飛車対四間飛車の対抗系なのですが、居飛車側が4七銀・5七銀と重厚に構えてきます。盤面うろ覚えですが、下図の局面になりました。
一見、1五歩同歩同香同香同角で桂馬取りが受けにくく見えるのですが、これ、コンピュータ(やねうら王)に検討させると1五歩の時点で300点ほど評価値が悪くなります。だいたいダメな手なんですよね。1五歩の瞬間に2四歩突かれてダメ。
でも対局中はなんだか良さそうな手に見えたので攻撃開始。
2七飛で桂馬取りを受けたところに1六歩で優勢になり、そのまま押し切りました。コンピュータはこの後2六香と打つらしいのですが、そうされてたらかなり困ったかもしれません。
しかし、この端攻めは結果はどうあれ悪手でしたね。別の手を勉強しておかないといかんです。
これで1勝1負。
予選リーグ三回戦
またしても後手番。予選3回とも後手です。今回は相振り飛車、先手四間・後手三間の形になります。
昔は相振り飛車では四間飛車はあまり指されなかったのですが、最近多いですね。玉を端に囲わないことが多くなったのと、浮き飛車にしなくても戦えるということでしょうか。
なんとか飛車先(7筋)から殴り込んで勝ち。これで2勝1負で予選通過です。久々に不戦勝以外で予選通過できました。
昼休みはかまはらそばへ
午後も対局があるので、近場のかまはらそばへ。中央公民館の下側の駐車場の向かいにあります。グルメ系のブログでも紹介されている名店です。
中華系の料理が美味いらしいのですが、喉が痛いのでソーキそばを選択。軟骨まで食べられるやわらかソーキでした。
こちらは同行の方が選んだ麻婆豆腐。スパイス系の辛さが美味とのこと。次回行くときは私もこちらにしてみよう。
かまはらそばに向かう途中の電柱に貼られていた嘉間良将棋教室の案内。多くの人に呼びかけるにはネットだけでは不足するので、アナログ的な広報も大事です。意外に知られてないんですよね、将棋サークルや大会の存在。
決勝トーナメント1回戦
今回は参加人数が少ないので決勝トーナメントは6人だけ。予選を通っただけでS級6位です。1つ勝てばベスト4だなと浮かれていたら、抽選相手は県外強豪。以前も大会で当たって負けた記憶があります。
先手番をもらって四間飛車から攻めたのですが、ミレニアムに囲われて手も足もでずに惨敗。力の差もあるのですが、見慣れない戦型だとどうもうまく指せません。藤井システム全盛期にミレニアムは多く出てくるので、そのころの棋譜を並べたらいいのかな?
戦い終えて
今回の参加者は代表16+S11+A5+B19+C20+D19、合計90名。去年が111、一昨年が110名なのでかなり少なめです。藤井ブーム前に戻った感じです。
将棋サークルの参加者も一段落している感があるので、将棋人口拡大のためのテコ入れが必要なのかもしれません。
次の大会は?
次回は2月17日にさなる杯第44回小学生将棋名人戦が沖縄県立図書館で開催されます。
2月23日からはお待ちかねの王将戦沖縄対局もあります。前夜祭&大盤解説会セットがお得です
大会の詳細は「2019/2-3月の沖縄将棋大会・イベント情報 」を参照ください。
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