2019年9月1日「将棋女子イベント」開催しました

沖縄の将棋イベント

2019年9月1日(日)に那覇市安里のほしぞら公民館で日本将棋連盟琉球支部主催「将棋女子イベント」を開催しました。去年に引き続き第2回目になります。

(会場はほしぞら公民館第1学習室)



イベントの模様

開場の13時前からご来場の方があり、定刻には既に10人ほどの方が入場されていました。それからもひっきりなしに来場があり、トータル35名。自由対局8面、指導対局6面、初心者講座6面が全部埋まった上に、順番待ちも発生するほどでした。

(開場15分前、準備中のスタッフ)


特に初心者講座・指導対局は人気があり、急遽椅子を追加して対応。去年よりも熱気を感じました。

自由対局コーナーも人気。初心者講座で駒の動かし方を習ったばかりのグループも和気藹々と対局を楽しんでいました。意外なことにハート将棋が人気。どうぶつしょうぎが子供受けするのはわかるのですが、ハートがこんなにインパクトがあるとは。

ほとんどの方が2時間以上滞在されており、楽しんでいただけたのではないでしょうか。


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開催感想

昨年に比べると年齢層も幅広くなったのと、ライト層の方が増えたように感じられました。

我々がいつも将棋大会やサークルで会うのは実はかなり重度の将棋ファン(ガチ勢)で、それ以外の多くの方は友人・親戚などとのコミュニケーションツールとして将棋を使っているんですよね。これは実は男性も同様。普及のためにはこの層に対してのアプローチが必要なんだろうな、と思っています。

考えてみれば、スポーツでは観戦主体で楽しんでいる方は多く、その層の応援もあって大会やイベント・メディアが成立しているわけです。将棋は最近でこそ「見る将」という言葉もできましたが、イベントは指す人が主体のままです。勝ち負けにこだわらない、気楽に楽しめるイベントも必要ですね。

毎回悩むのは「これらのライト層にどのように情報を届けるか」です。熱心なファンはブログ等を見て来ていただけるのですが、初心者やライト層にはネットでは届きません。今回はチラシを公民館などで配布したのですが、どれだけ効果があったのかは把握できていません。どうすればいいか、ブログ読者のお知恵を拝借したいところです。

掲載記事・ブログ

開催の模様は9月2日(月)の琉球新報に掲載されました。

「将棋女子」が集まり那覇でイベント – 琉球新報(2019年9月2日 朝刊19面)(一部加工してあります)



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