自分の実力をどう把握するか?
「よその子の成長は早い」などと言われていて、時々会う親戚や友人の子はあっという間に身長が伸びて大人になるような気がするのに、自分の子供はなかなか大きくならないと感じるものだ。 将棋も同じで、時々対局する子供は成長が早いように感じる。最初は駒 ...
チェス学習サイトから見習うべき点は多い
後輩に誘われて、チェスの勉強を始めた。将棋と似ているようで異なる点も多く、意外な面白さがある。 将棋の勉強の経験からすると、子供は実戦でも上達するけれども、大人は1手詰めや次の一手問題を勉強した方が良いように思う。そこで、チェスでも次の一手 ...
「一手スキ」は「詰めろ」ではなかった?
「成りルール」の件で入門書を読んでいたら、一手スキの説明に気になる部分があった。 即詰はないけれど、王手でない手を一手(あるいは二手、三手)かければ詰むときは一手空き(あるいは二手空き、三手空き)といいます。 図23(95ページ)では先手玉 ...
将棋の「成り」ルールについて(2) 将棋入門書を調べてみた
前回「将棋の「成り」ルールについて(1)」に引き続いて「成りルールの解説」についての記事です。将棋の入門書では実際にどう書かれているのか、私の蔵書や図書館にあった棋書を調べてみました。 正しい成りルールについて 成れるのは、敵陣に(敵陣外か ...
将棋の「成り」ルールについて(1)
将棋の成りルールは、類似のゲームであるチェスやシャンチー(チュンジー)などと比べて複雑である。そのため、多くの書籍やWebサイトが誤った説明を行なっているのが現状だ。 仮に誤って覚えたとしても、友人同士の対局などで正しく修正されてしまうので ...
将棋と過学習
近年のコンピュータ将棋は機械学習やDeep Learningを取り入れて人間を超える棋力に到達し、さらに強くなりつづけている。機械学習をするときに気をつけないといけないのは過学習(学習した局面では正解を出せるが、それ以外では間違ってしまう) ...
リレー将棋は楽しいし勉強になる
某所で将棋好きが集まってワイワイ指していた時のこと。人数が集まりすぎて盤駒が足りなくなったので座興でリレー将棋(ペア将棋)を行いました。 NHKなどのTV番組でペア将棋は見たことがあるのですが、実際に指すのは初めてです。私は強豪小学生とペア ...
強くなるにはA級ミスをしないこと
麻雀作家の福地誠さんのブログで知ったのですが、麻雀界では「A級ミス」という言葉があるようです。 麻雀の成績を決めるのは、その人が持ってる雀力のベースも大事なんだが、失着率、つまりどれくらいミスをするかが大きいと思うんですよ。 いくら上手くて ...
駒の利きはどう「見える」の?
大駒の利きをうっかりして悪手を指した経験は誰でもあると思う。「駒の利きを見落とした」とか「利きが見えにくい」という言葉もよく使う。 では、「利きが見える」というのはどのような状態なのだろうか? 高段者やプロ棋士には利きはどう見えているのだろ ...
動きが書かれている将棋駒って本当に必要? (2)
動きが書かれている将棋駒って本当に必要? (1)の続きです。 前回は動かす方向や動かし方が何らかの形で示されている駒を一覧しました。今回はそれらの駒についての考察です。 用途による分類 デザイン駒の用途は「子供や入門者」と「駒字が読めない人 ...
動きが書かれている将棋駒って本当に必要? (1)
「将棋の駒の動かし方すら知らない入門者向け」と称したデザイン駒が話題になっていました。この手のアイディアは何度も再発明されていて、普及しないまま終息を繰り返しています。 ある程度売れているのは くもん出版のスタディ将棋ぐらいでしょうか。これ ...
将棋のお菓子
最近話題の将棋の駒の形をしたチョコレート。羽生三冠も買い損ねたそうで、大人気のようです。バレンタイン前だし。 チョコの写真を見てたら、前にも将棋のお菓子があったことを思い出したので少し検索してみました。 (1/30発売分も売り切れたようです ...