初心者向けの弱い将棋ソフトの紹介

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初心者の気持ちになることは 斯くも難しい」という記事にコメントをいただきました。
これには考えさせられました。

10枚落ちのこまおに60連敗し、意地になってすぐに本屋に行き、初心者の将棋本を買い、一年経ちますが平手のこまおに2割(に満たない)ぐらいで勝てる様になりました。


本記事は「こまおに勝つことは実は難しい(さらに弱い将棋ソフトの紹介)」を改題したものです。

初心者になったつもりで指してみた

最近、将棋を覚えたばかりの小学生と駒落ちで指す機会があり、そのことを思い出しながらこまおと指してみた。

利きの数だけを基準とし、垂らしの歩・合わせの歩のような手筋は知らないことにして、もし私が初心者ならどう指すだろうか? ここで、こう指したのはなぜだろう? と自問自答しながら何局か指してみた。

そして思ったのは「こまお強い」ってこと。こまおの指し手はほぼ乱数なのであっさり勝てる場合もある。しかし時には複雑な局面になることもあり、初心者が打開するのが困難になることもある。
なるほど、これは勝つのは大変だ。

実際「将棋 こまお 勝てない」を検索するといくつかの記事が出てくる。

将棋の遊び部屋

こまおよりも弱い将棋ソフトを探していたら 「将棋の遊び部屋」が最近公開されていたので試してみました。

こちらはこまおよりも弱いような気がします。駒の動かし方だけを知っている程度の強さ(弱さ?)。

20160518-shogi-1

強さは4段階から選べます。低レベルでは自爆手を指すので、攻めに困ることはありません。
(対局しすぎると自分が下手になるんじゃないかと不安になるぐらい弱い)

20160518-shogi-2

作者の方のブログに作った理由が書かれています。まったく同感です。

僕も小学生の時に将棋を覚えましたが、クラスに強い子がいて全然歯が立たなかったので「これはつまらない」と思って全く将棋をしなくなってしまいました。

今思えば駒落ちでもやっていれば違ったのかもしれませんが、子供としてはそういう目に見えるハンデに対して無意識に抵抗があるものなのかもしれません。
「負ける=つまらない」というのも短絡的ではあるものの、実際そこでやめてしまう子も多かろうと思います。

初心者向けソフトが増えるのは喜ばしいこと

2012年にこまおが公開されるまで、弱いソフトの代名詞はハム将棋だった。
ハムちゃんは可愛い顔をしているのに人類に700万回も勝っている強者だ。ハムちゃんに勝てなくて挫折した人も多い。

そのような方にも、これから覚える・再開したい方にも、これらのソフトと一度対局して勝つ楽しみを味わってほしいと思う。

リンク

コメント

  1. より:

    うまたせさん、こんにちは。1ヶ月でハム卒業・ウォーズ参戦はすごい!

    初心者の定義が広すぎる件はまったく同感です。将棋教室によっては30級以上まで枠を広げて細かく指導しているようです( http://swkk.air-nifty.com/blog/2016/04/post-b002.html )。

    うまたせさんの例だと 1が35級、2が30級、3が20級ぐらいでしょうか。小学生のころに遊んでいた方は20-15級ぐらいはあると思います。ハムは10級よりは強いと思う(6-8級?)。

    ですので、腕に覚えのある方がハムに挑んで虐殺されるのは仕方ないかなあと。あれを入門に最適と進めるのはひどいと思う(^^;

  2. うまたせ より:

    はじめまして。
    3月のライオン(アニメ)の影響で今年から将棋を始めたものです。
    始めた時点での棋力は、
    ・駒の動かし方は分かる
    ・小学生のころ実戦経験はある
    ・定石や手筋は何も知らない
    というくらいの感じでした。
    とりあえずハム将棋をしたものの2枚落ちでも全く歯が立たず挫折しそうになったもののこちらのサイトのおかげで、1か月でこまお、ハム将棋、将皇(ブラウザ)LV0に勝って、将棋ウォーズに参戦するとこまできました。
    ありがとうございました。
    自分はこまおにはすぐ勝てたので、なかなか勝てなくて困ってる人がいるというのにはおどろいたのですが、冷静に考えると自分は子供のころにそれなりの実戦経験があるのでまったくの初心者とは違うのかもしれないですね。
    初心者という言葉の定義が幅が広すぎるのかもしれません。
    1 将棋って何?
    2 駒の動かし方は知ってるけど実戦はほとんど経験がない。
    3 実践はそれなりにやったことはあるけど定石や手筋は何も知らない。
    4 棒銀は知っている。
    これらを一括りに初心者と定義してしまうところがあるので、細かくレベル分けをしたうえでのアドバイスが必要かもしれませんね。

  3. より:

    obacanさん、こんばんは。コメントありがとうございます。

    最近、小学生の子に駒落ちで教えている対局を見る機会があったのですが、obacanさんの書かれたように上手に駒を渡して勝つ楽しさを教えていました。3回勝たせて1回勝つぐらいのペースが良いらしいです。ついつい勝ちに行ってしまう私とは人徳が違う。

    羽生さんのみるみるシリーズは名著なので大勢の初心者に読んでいただけると嬉しいです。オススメした甲斐があります。

  4. obacan より:

    こんにちわ。久しぶりにこまお(過去にこちらのブログで知りました)と指そうと思い、「こまお」でGoogle検索したら、こまおの次の二件目にこちらの記事がヒットしまして、ご紹介の「将棋の遊び部屋」の「にゅうもん」と対戦しました。
    1筋の歩が向かってきたので、こちらも歩を上げると、さらに目の前まで進んできたので、ああ、歩と香車を交換させてくれるのかな、と思いながら歩を進め歩を取ると、なんと香車がこちらの歩の目の前でストップするではないですか。

    プレーヤーにわざと駒を取らせるレベルの「弱さ」、確かにルールを覚えつつあるくらいの初心者には必要だと思います。ルールを知らない人にイチから教えるときって、指導側はそういうことやりますものね。

    ついでみたいでなんですが、以前こちらの初心者向け解説書の記事を拝読し、みるみるシリーズを購入しました。たいへん参考になり将棋が一層楽しくなりました。ありがとうございます。

  5. より:

    afetserさん、こんにちは。

    10枚から4枚落ちは相手の駒を取って使うことが難しいので、見かけ以上に苦戦しますね。
    時々初心者の小学生と8枚落ちで指していますが、飛車・角を成ったあとが難しいようです。どうやってコツを教えたものか悩んでいます。

    誤字の指摘ありがとうございます。修正いたしました。

  6. afetser より:

    こまおの6枚落ちでも苦戦する私でも勝てますね。

    あと、誤字見つけました。
    「700万回も買っている」は「700万回も勝っている」の間違いだと思います。

  7. より:

    しきなさん、こんばんは。

    一番良いのは強い方の指導を受けることだと思いますが、PCに習うのもいいことだと思います。このブログでも激指についてはいくつか記事を書いていますので参考にしていただければ幸いです。

    ある程度強くなった方のブログは多いのですが、初心者・初級者の方の声はなかなか見かけません。コメント書いていただけて嬉しいです。

  8. しきな より:

    重ね重ね、すいません。
    名前の事ですが、「将棋の初心者ですよ」改め「しきな」でお願いします。このままだと「初心者さん」とか「60連敗さん」と呼ばれる事になりそうなので。

  9. 将棋の初心者ですよ より:

    すいません、こまおに60連敗した者です。コメント読まれているとは思いませんでした。(笑)
    来月で将棋始めて丸2年になります。あれから、これ以上こまおと指しつづけても上達しそうにないと思ったので(勝因と敗因がよく解らないまま指してました)定評のある棋譜解析と指導対局が出来る激指を買いました。好手や敗着など教えてもらえると、次はどうしようかと考えるだけでも楽しいですし、ありがたいです。

    追伸
    ブログ楽しく読ませて頂いています。私の様に将棋弱い人はいても、ブログやネットに書いている人がほとんどいなかったので正直に書きました。