第12回沖縄県支部連合会将棋大会参加(年末将棋大会)
那覇市のりゅうぎん健保会館にて開催された第12回年末将棋大会に参加しました。
今年最後の日本将棋連盟沖縄県支部連合会主催の大会。県内最強の地位を争う最強戦も25回の節目を迎えました。
大会の結果は「【将棋大会の結果】年末将棋、最強位戦: 沖縄将棋@支部連合会」に掲載されています。
予選リーグ一回戦
振り駒にて先手番。☗7六歩に☖3二飛。滅多に見かけない後手3二飛戦法。少し勉強したことがあるのですが、さてどう対応したものか悩みます。
☗7五歩から相三間飛車も考えたのですが、☖3二飛ならそのあたりは研究済みだろうと考えて普通の向かい飛車を目指したのですが、余計なことを考えて序盤にポカ。隙を突かれて龍は成られるわ、左右から挟撃されるわ。すっかり敗勢なんですが、まあダメ元で粘って見ました。粘る練習にもなりますし。
やっぱり追いつかなかった。一手差の形にはなっていますが、内容は大差ですね。そばで観戦していた人には「中盤で投げると思った」と言われました。はい、私もそう思っていました。
負けて0勝1敗。3人ブロックなので不戦勝がついて1-1。
予選リーグ三回戦
先手番だったはず。またしても相振り飛車。相手の方が向かい飛車に回ってきたので、滅多に使わない金無双で対応。2歩持ったところで華麗に端攻めを決めるつもりが、手順前後して劣勢になります。
中盤、相手の攻撃をしのぎつつ攻め駒を攻めるB面攻撃でポイントを取り返して、なんとか勝つことができました。
「金無双は紙」だと思っているのに金無双を採用したので終始ドキドキしながら指していました。
不戦勝ありの2勝1敗でなんとか予選通過です。
昼休み
今回もメンデスに行ってきました。りゅうぎん健保会館の向かい側、少し坂を降りたところです。会場から近い場所で食事できるのは便利。麺類なのであまり時間もかかりませんし。
決勝トーナメント1戦目
三段に上がったばかりのころは予選敗退ばかりでしたが、最近はたまに決勝トーナメントまで上がれるようになりました。少しは強くなっているのでしょうか。
さて対局。後手番。飯島流のようなので三間飛車から中飛車に振りなおします。中盤にうまく攻め込まれてだいたい敗勢の終盤が下図。
6一馬なら7五歩あたりで逃げ道作ったらどうだろうと考えていたら……
9二銀打たれました。同玉6一馬で投了。思いつかなかった。
まだまだ決勝トーナメントの壁は厚いです。
所感
今回大会参加者は132名(最強戦8+S18+A19+B23+C31+D33)。例年は100名前後の参加なので3割ほど増えています。C・D級は藤井ブームのおかげで随分増えましたが、午前組の人数は以前とあまり変わらない気がします。年末で忙しいせいでしょうか。
同日に八重山で行われた八重山支部の年末将棋オープン大会には61名の参加があったそうです(「【大会結果】2017・年末将棋オープン大会: 日本将棋連盟八重山支部ブログ」)。人口比を考えると那覇開催の大会はもっと人が集まってもいいような気がします。
次回の大会
次回は新春将棋大会。会場は同じくりゅうぎん健保会館です。
案内にもありますように阿部隆八段が来られます。著書は「阿部隆の大局観―良い手悪い手普通の手」。2004年のNHK講座を元にした本で、Amazonには新刊の在庫がありませんでした。中古なら入手できそうです。
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