第10回琉球銀行杯新春将棋大会に参加

2020/01/15沖縄の将棋大会

2020年1月12日に行われた第10回琉球銀行杯新春将棋大会に参加しました。大会の結果は連合会ブログや新聞に掲載されています。

(りゅうぎん健保会館2階が会場です)


本大会は名前の通り琉球銀行がスポンサーです。2011年に始まり、今回は節目の第10回。参加料無用の上に商品まで出る人気ナンバーワンの大会で、この大会にしか参加しない方もいらっしゃるほど。旧交を深める機会でもあります。最近は観光のついでに来られる方の参加もあり、普段の大会とはちょっと雰囲気が違います。

(各クラス3位まで豪華商品があります)





予選リーグ1回戦

バス1本逃してギリギリに会場到着。近いと却って油断しちゃいますね。

1局目は先手番。この日は3局指して全部先手でした。本局は四間飛車対天守閣美濃のよくある形に。下図は中盤、玉頭攻めの歩を相手の方が☖2四同銀と取った局面。

ここから☗4三歩成〜☗1一角成としたのが悪かったようです。ソフトによると先手有利から後手有利に800点ぐらいのマイナスの手です。ひどい……

ソフト的には☗2八飛を狙いに☗3五歩がオススメらしく、仮に☖2五歩なら☗3六銀と引いて棒銀が明快だったようです。なるほど。次回覚えていたら試してみます。

本局はここから形勢をずるずると悪くして負けて0勝1敗。3人ブロックなので不戦勝が付きました。

予選リーグ3回戦

これも先手番。ゆるり将棋会の席主さんと当たりました。何度も指している仲なので、手の内はよく知っています。

向かい飛車対三間飛車のよくある相振りの形に。私の☗8六歩に☖8四歩〜☖8三銀と銀冠に組みに行った隙を狙って、☗6五歩と開戦。後手は銀が浮いていて角交換がしづらい形になり、有利になりました。

ここから紆余曲折があったのですが、なんとか優勢を生かしてギリギリ勝ち。1勝1敗1不戦勝で予選通過です。
(以上2局はskurimaさんに棋譜を取っていただきました。ありがとうございます)

決勝トーナメント1回戦

これも四間飛車対左美濃だったかな。玉頭から攻めたのだけど、逆襲されて負け。昔はこの戦型でずいぶん勝たせてもらったのですが、最近は全然勝てません。居飛車側も少しずつ手を変えてきているので、こちらも研究しないといかんのですが…


決勝は勝ち残り形式なので、これで終わり。3局指して1勝2敗でした。

感想と写真

大会参加者は私調べでS54+A23+B48、C35+D40の合計200名。最近の参加者は昨年216、一昨年223、その前が188名。斬減傾向なのが心配です。成人の日の式典を同日に行う学校があったり、学校入試と重なっていたのも一因でしょうか。

今大会は女性の数が多かったように感じました。1割近くいたのではないでしょうか。通常大会では5%ほど。琉球支部の将棋女子イベントの効果なら嬉しい。
(指導対局にいらしていた大橋先生のファンが多かったのかもしれません)


(各地の将棋大会・イベントのお知らせ)


(連合会開催の大会日程。7月まで決まってます)


豊田塾将棋道場の新聞、書籍。新聞は将棋にあまり興味ない方でも手に取りやすく好評でした。

(道場新聞については、「道場新聞をつくりました: ぷりうすの将棋」も参照ください)


リンク

次回の大会

1月26日に第8回支部名人戦・シニア名人戦、2月9日にさなる杯第45回小学生将棋名人戦が沖縄市中央公民館で行われます。一般の方が参加できる大会は、3月1日の小禄地区囲碁将棋大会(小禄南公民館)、3月8日の第42回全国アマレーティング選手権(沖縄市中央公民館)になります。

詳細に付いては 沖縄将棋大会・ブログ新着情報を参照ください。

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